今回の再会旅で一番の心配ごとだったのが、アメリカでの国内線への乗継時間が48分だったことです。
今回、このフライトは、エアカナダの公式ホームページより予約しています。
いくらモントリオール空港で、プリクリアランスをすると言っても、いくらなんでも短過ぎる!
だが、しかし、MCTは満たしていたのです。
それも、1分!
えっ?!
MCTとは、オイルではありません(笑)
Minimum Connecting Timeの略で、航空業界では、最低乗継時間のことを指します。
これは、国内線⇔国際線、国際線⇔国際線の乗継、ターミナル別の乗継、航空会社別の乗継など、それぞれに最低乗継時間が設定されています。
それにしても、1分てありえない(涙)
いやいや、そもそも47分で乗り継げるっていう設定おかしくないですかね。
もし航空機遅延等で、乗り遅れた場合は、旅客に非はなく、次便への振替はしてもらえます。
振替については、後で詳しく触れます。
もし、旅客が、MCTを満たしていない乗継便を別に自己手配していた場合は、旅客責任となるので、乗り遅れた場合は、補償はされません。
基本、私は個人旅行派の為、直接航空会社の公式ホームページから航空券の手配をします。
航空会社の公式サイトからだとは言え、決済する前に、きちんと確認しなかったのは、私のミスです!
おそらく乗継便検索では、次便がリストには出てきていたはずなのに、現地到着時刻を見て、早く着きたい!という想いが先行してしまいました。
とはいえ、どう考えても、リスクが高すぎるので、出来る限り、不安要素は事が起こる前に回避しておきたいですよね?
そんな訳で、日本でかなりあがきました(笑)
一番簡単な方法は、全旅程の予約をキャンセルし、予約を取り直す。
しかし、乗継時間のことに気づいたのは、再会旅の荷造りなどを始めた2週間程前。
この頃になると、航空券代がそもそも上がっており、また、夏の繁忙期突入で、問題なかった他の便を同じ旅程で予約ができるか分からない。
そして、キャンセルして払い戻されたとしても全額ではない為、かなりの出費になる。
ということで、現実的ではないと判断し、調べませんでした。
そうなると、残された道は、この乗継便、アメリカの国内線のみの予約変更をすること。
これ、WEBから出来ないんですよね。
予約センターに連絡するのですが、今は、日本に予約センターはなく、カナダへ電話する必要があります。
ただ、私の場合、エアカナダで予約する際に、カード決済が出来ず、何度かエアカナダ(カナダ)へ電話したのですが、掛けられなかったのです。
この時は、クレジットカードの問題でした。
そんな訳で、モントリオールに住む友人に予約変更出来ないかと依頼したんです。
もうね、友人、良い人なんです。
彼女がエアカナダの予約センターへ電話すると、予約変更料金がJPY11,471+追加料金JPY49,560=JPY61,031 かかると言われたのです。
しかも、友人がまた改めて電話した際は、価格が変わる(高くなる)だろうとも。
この追加料金の内訳が分からないので、ここからは想像でしかないのですが、まだ航空券を使い始めていない為、全旅程(4便)に対して変更料金がかかったのではないかと思われます。
また、予約センターの方からは、飛行機が遅れた場合は、必ず次便へ振り替えると言われたそうなのですが、、、
それは知ってます!
仕方ないので、自分で次便の空きと費用をチェック!
チェックした頃は、円安が最高に進んでいた時なので、約JPY31,200。
エアカナダで予約変更する場合の半額!
という訳で、この時点で、予約変更はせず。
ただ、まだ模索は続く。。。
なぜ私がここでこんなに必死だったかと言うと、モントリオールでのプリクリアランスについて、調べ始める前、日本人女性ひとり旅のアメリカ入国が厳しくなっており、入国審査の際に別室へ連れて行かれるという話を耳にしていたからです。
つまり、円安により娼婦として出稼ぎに来た女性と疑われるということです。
もし別室へ連れて行かれ、その後入国出来てもアメリカ国内線へ乗り遅れた場合、航空会社事由ではない為、乗継便は自己手配するしかないと思っていました。
まずは入国できるかだし、当日、ユナイテッド航空に、空きがあるか分からないけど、最悪、乗り遅れた場合は、自分で購入するしかないかと、腹を括りつつあった時に、モントリオールでのプリクリアランスを知ったのでした。
モントリオールでアメリカの入国審査をするなら、別室に行く可能性は低い?!と思いつつ、いや、そうは言っても、乗継時間が短すぎるので、次なる作戦へ。
パート同期を尋ねつつ、羽田空港のエアカナダのカウンターで変更出来ないか?を尋ねてみたのです。
私がバリバリ働いていた頃は、エアカナダのスタッフで予約端末を触れる方が必ずチェックインカウンターにいました。
当時は、搭乗手続きは、ANAの端末で行っていた為、搭乗手続きをする係員は、予約変更などは出来なかったのです。
エアカナダの制服を着ている方に尋ねると、「ここでは予約変更はしていません。乗り遅れたら、現地係員にコンタクトして下さい!」とだけ言われ、撃沈。。。
まだ諦めないハプニング隊長!
もうここまで来ると、意地?!どんな意地なんだか。
都内にあるエアカナダオフィスへ。
ここならば!と思ったのですが、オフィス入り口には、「予約変更等は、こちらでは承っておりません」の張り紙と共に、カナダの予約センターの番号が書かれた用紙があるのみ。
やるだけやった!
いやいや、ちゃんと予約の時にちゃんと見てなかったよね?
という訳で、仕方なく、、、あきらめるか
と、思いきや、もうね、意地しか残ってないので、モントリオール空港に着いた時に、エアカナダのカウンターへ行きました!
もう分かってはいましたが、、、
聞いてみました!
すると、エアカナダのスタッフは、対応する気などさらさらない感じで、
「乗継間に合うよ!乗り遅れたら、現地係員にコンタクトして!」と、言ってきた。
ですよね (笑)
皆さん、回答が同じ過ぎて!!!
笑うしかない。
っていうか、昔は、もっと親身になってくれる航空会社だったのに、、、
なんせ昭和世代なんで、昔の良き思い出話が好きなんですよ。
もうなんか一気に嫌いになっちゃうあの感覚になりました。
あ〜なんか私の意地っ張りエピソードを書いていたら、長くなったので、乗り遅れエピソードについては、次に書きます!
恒例の?!
〜今回の教訓〜
航空券の予約をする際は、カード決済前に、全旅程のスケジュールを確認すべし!


