ハイ、タイトルが
“きっもー☆”ですね、ハイ!(苦笑)
ノロでしばらく入院していて
前回の記事から随分日にちが開いてしまいましたが、カートリッジでしばらく使っていたセレモに先月手に入れたパイロットのインク瓶をようやく使う時が来ました。
その前にまず取り出したるはコレ。

パイロットのコンバーター(インク吸入器)──【CON-40】です。
これは一昨年前(平成27年)の冬あたり(?)から発売された新型コンバーターらしく、従来の板バネ式の【CON-20】や回転式の【CON-50】の廃盤に伴いこれらに置き換わる形で発売されたらしい。

こちらは過去の製品も含め、ほとんどのパイロット製の万年筆に使えることからセレモにも当然装着可能。

↑これがコンバーター。タンクの中に小さな玉が4粒ほど入っていますが、コレはタンク内のインクを攪拌し“棚吊り現象”を防ぐための仕組みらしい。CON-20、CON-50にはなかった機能。
まずは取り付けた図。


考えてみれば、セレモにCON-40を取り付けたイメージ図ってネットで検索しても見かけたことがないから、実際に取り付けたらこんな感じになるんですね。
こうしてコンバーターを取り付けただけでも元は5,000円ほどのセレモがちょっとだけグレードアップした気がしてきて何か妙にテンションが上がってきた…(苦笑)
生産ロットの古いセレモですが、特にガタつきも無く、胴軸もコンバーターと干渉することなくピッチリと締まることを確認しましたので、早速ノブを反時計回りに回してピストンを下ろし、パイロットのブラックを吸ってみることに。


↑ラベルのデザイン以外、昔からほぼ変わらないインク瓶。懐かしい。

↑吸ったらこんな感じ。
こうやってくるくるとノブを回してインクを吸入する作業はかなり久しぶりですが、モンブランを使っていた頃に何度も繰り返した吸入作業は身体が感覚として覚えていたため、手間取ることはなかったです。

私はインク窓の付いた吸入式万年筆(モンブラン)は使ったことがありますが、コンバーター自体は初めて使うので、一般的なコンバーターの平均的な容量ってあんまりピンと来ないのですが、こうして見るとやはりカートリッジよりも容量はずっと少ないですね。
見た目にはまだ十分入りそうなのですが、ビニールのパッケージの裏にはコレくらいまでが上限値(※)となっています(←というか、いくら吸入をやり直してもコレくらいまでしかインクが入らないような作りになってるっぽい…)。
カートリッジが基本となるパイロット製の万年筆との互換性を保つために外形サイズをカートリッジのサイズに合わせるとCON-40のインク容量はCON-20やCON-50の0.5ccより少ない0.4ccにならざるを得ないのか、まぁこれは致し方がないです。
ただ、コンバーターの旨味(利点)はインク瓶からインクを吸入することでインク単価が安く抑えられることなので、私は容量云々は特段気になりません(※外出で使う時は容量を確認して予め補充しておけば済むだけの話)。
気のせいかもしれないけれど、コンバーターを付けたことで若干筆の中身が詰まった感じになり、手に取った時の重量バランスが少しだけ良くなったような気がするため、こんなところにもコンバーターを使うメリットを感じられますね(※あくまで個人的な感想です)。
セレモは昔から持っている記念品の万年筆だから本体代はタダ、インク瓶2つ(
800円→640円)とコンバーター(432円)の投資額は合計1,072円と安く、例えばブラックのインク瓶を使うとして私の使用頻度(※1ヶ月にカートリッジインク(0.9cc)×2本くらい消費)なら0.4cc×5回=2ccとしても
約21.33円、1年だと
約256円ほど。
これをコンスタントに使い続けた場合、単純計算で
30cc÷2cc/月=15ヶ月=1年3ヶ月はインク瓶が保つ計算(※)です。
※実際はインク吸入後のペン先に付いた余分なインクを拭き取ったり、蓋を開ける度にインクか蒸発して多少の目減りはするし、そもそもインクが減り過ぎてペン先にしっかり液面に浸けられずにインクが吸えなくなる(インクが残る)ことから、実際はこれより短いかもしれません。
下手に百均あたりの粗悪なボールペン(※新品の時点でインクが出なくなったり、ペン先が直ぐに磨耗して書けなくなったりする)を何度も買い換えるよりは
心理的に安く感じるため、コンバーター+インクで使う方が
お得感があります。
もちろん、厳密なコストパフォーマンスでいえば国産のそこそこしっかりボールペンを買って替芯を詰め替えながら使った方が絶対に安上がりなのは確か。
それでも敢えて万年筆を使うのはボールペンは最初の書き出しが掠れたり、やや寝かせ気味に筆を持つ癖と筆圧の低い私はボールペンが苦手なものですから、そういったイライラやストレスを感じながらボールペンを使うよりは多少コストが掛かっても万年筆を使うメリットの方が大きいからです。
そういった意味では廉価だけど書き味は本格的なセレモにコンバーターを取り付けて使うのが最良だと思ってます。
ガチの実用本位だから趣味性は皆無だけど、実用文具たる万年筆として見ればセレモあたりを使うのがちょうどいいです。
「バッテリーがヘタり始めたスマホを買い換えたい…」なんて近頃は考えていたけれど、最近は
筆を執って字をしたためることの楽しさや万年筆の魅力を再認識していることもあり、1~2年程度で高価なスマホを半ば使い捨てることがバカらしく思えてきたので、スマホの買い換えは止めちゃいました。
最近は
脱ネット依存を心掛け、スマホの利用時間を減らしているのだから、
“スマホは壊れたら買い換える”──それくらいでいいじゃないか…なんてね。