今日からついに重機のアームが旧宅の屋根や壁を突いた。
築80年──最後に改築したのは60年近く前だから、あっさり崩れるかなぁと思ったんですが、旧宅が元々田舎の家にしては結構大きく、昔の家というコトで太い梁や柱、土壁には丈夫な竹が使われているコトもあって意外に頑丈で、重機を使ってもなかなか崩せないコトに解体屋の方も「やっぱり昔の大工さんが拵えた木造家屋はしっかりした作りじゃの。ウチは解体屋じゃけど、こうやってぶっ壊してみるコトで昔の日本の建築技術の素晴らしさやそれを支えた職人の腕前につくづく感心するよ」と、苦笑いしながら言ってました。
ちなみにこの旧宅、うちのひいじい様の弟の息子で大工だった方(←旧宅の元の家主で、戦後に一家を挙げて南米に移民したじい様の従兄弟)が親類や地域住民の協力を得て建てた家で、その方は大工の腕は確かで評判も良かったという話をじい様から聞いたコトがあるため、そう言われてみると妙に納得。
じい様の親類が南米に移民した後に一度改築し、それからは年々老朽化はしていたとはいえ、骨組みである梁や柱などはまだしっかりしていたんですね。
金銭的な問題がなければ補強なり何なりしてリフォームすれば残すコトも十分可能だったんだろうなぁ…きっと…。
既に解体作業に入ってしまった今となってはもはや後の祭り─ ─「もったいないコトをしたのかなぁ…」と、また昨日みたく未練タラタラなコトをボヤく南部廣洲でした。
Android携帯からの投稿