わたしの自分史から、自分軸へと変化した過程を書いてます。

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夫のこと、そして夫との様々な問題

夫は、わたしより一歳年下で、
年の離れた妹と弟がいる長男でした。
両親、特に母親は、妹と弟をかわいがり、
小さい時から母親と相性が合わず、

母のことを憎んでおり、
親と仲が悪く会えば母親とケンカ、
親の愛を知らずに育った人でした。

仕事、特に起業など独立心の強い人で、
会社員をしながらも、帰宅後は

自分のアイデアを考えたり、
新しいサービスやソフトウェアをつくったり、
オンラインで学校に通い勉強するなど、
寝る時間も惜しむほど、仕事に関しては情熱がありました。

何度も新しいアイデアを考えて

やってみてはうまくいかない、
わたしといる時は、それをくり返していて
起業すれば共同経営者と揉めて裁判沙汰
(フランスではよく裁判沙汰になる)、
そういうがんばる気質の人。

だからこそ、なのかもしれませんが、
会社で嫌なことがあると、感情的になり、

家で叫んだり、
被害者意識を強く持ち、周りが悪い、

環境が悪い、上司が悪い、同僚が悪い、
そうして、頻繁に勤め先を変えていました。

それをはたから冷静にみているわたしが

「いつも同じじゃない?

それは、あなたが悪いんじゃないの?」

そう言うと、怒って、家の家具を壊したり、
壁をガンガンと叩いて穴を開けたり、
だんだんと暴れるのが目につくようになってきました。

夫が暴れると、大きな音がする、

また男性の力には勝てないので、
わたしは身の危険を感じることが

何度かありました。


夫は、アクティブな人で、
優秀でもあったので収入も悪くなかった、
結婚生活中は、生活費は夫に頼り
よく旅行に連れてってくれたり、
レストランに行ったり
スウェーデンに旅行に行ったり、
フランスもいろいろな地域を

いっしょに訪れました。

ただ、バカンス先の希望が

お互いに合わなかったり、
行きたくないのに彼が旅行に行きたい時は
脅してでも連れ出されたり、と、

この頃は、わたし自身がそうだった、

というのはあとで気づきますが、
「条件付きの愛」だったんですよね。

「これをしてくれるから好き」
「これをしてくれないから、これをあげない」

その人が、自分の価値観に沿って、
それを尊重・あと押ししてくれる行動をとってくれたら好き、
逆に、自分の価値観に合わない、

反対の言動をしたら、腹を立てる、
自分が尊重されていない、と感じる。

結婚、パートナーシップ、というのは、
まだ見ぬ自分の側面を、相手を通して発見する


そのためにある、ということがわかったのは
もっとずっとあとのことで

この時のわたし、また夫は、まだ未熟で
そんなことは想像すら及ばず、
自分を尊重してくれなかったら、

その相手が悪い、そう思っていました。


その思いでいくと、

尊重される他の場所を探し続けることに

なってしまい、
職場や、パートナーを、変えていかなければ

ならなくなります。
 

 

 

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