わたしの自分史から、自分軸へと変化した過程を書いてます。

ご参考になったら嬉しいです☆

 

↓ 前回の記事はこちらです↓

 

 

東京に住む外国人たちとの出会い

新卒で入った会社で知り合った、

日本人の彼と同棲をしましたが

 

別れたのをキッカケに、
都内のシェアハウスに部屋を見つけ、
そこで、世界から来て

日本に滞在している若者たちと

触れ合いました。



そこで出会ったイギリス人の男性と
おつき合いしてみたり、

また、当時はインターネットバブルの

全盛期だったので、


急成長しているアメリカの

ベンチャー会社に友人を通して、
仕事してみないか?との紹介があり、
広報やWebアドミニストレーターとして

仕事をしました。

東京に住む外国人、また仕事を通して
本社アメリカに住むアメリカ人と関わり、

特に、外国人の彼ができた時に、
大学受験の時に使った参考書や

ノートをもう一度復習して
それを会話で実践することにより、
驚くように英語力が上がりました。

学校では英語を長く学んで、

読めばわかるし、

聞いても大体わかるけど、
実際に話せるようには

至っていなかった英語が、

『相手にこれを伝えたい!』
『好きな人とちゃんとわかりあいたい』

という思いで、グングン育ったんですね。



ドイツ人グループの中に自分の居場所を見つける

大学生の頃から20代、
アメリカやヨーロッパ、

アジアの国に旅行をしましたが、

特にヨーロッパを周ったときに、
どの国も、あまりにしっくりときて


今では、混ざってしまってどこだったかは
ハッキリ思い出せない、けれどたぶん
ドイツの、どこかの都市の橋の上で

「自分はここに住む」

という気がしていたんですね。


願望なのかなんなのか、

わからなかったけど
わたしの内側から、そう感じた。



シェアハウスに住んでいた時に、
アメリカに留学体験のある

日本人の女の子がいました。

その留学中に知り合ったというドイツ人が、
日本のエンジニア向けの企業交換留学で、
今度は日本に来ていたんです。

その子に誘われ、一度、

そのドイツ人の集まりに
連れて行ってもらったんです。

そうしたら、

そのドイツ人の集団の

なんと居心地のいいこと。

自分も含め、みんな歳は20代半ばでしたが、
落ち着いていて、自信があり、
それぞれへの尊重、

それまでの日本のグループの中では

感じたことのない、
なんというか


自分がそのままで受け入れられている、
『居場所』みたいなのを感じたんです。

 

そのドイツ人たちと仲よくなり、

遊んだりしているうちに、


今度はその交換留学のドイツ人だけではなく、
東京にあるドイツ企業に

駐在しているドイツ人とも
知り合いになりました。

ある田園調布にある、
ドイツ人宅でのパーティーに

行った時のこと。

背が高くて、目が大きくて、栗色の髪の、
わたしの夢みた王子様のような

男性がいました。

一目で気に入り、この人は誰だろう?と

興味を持ちました。

その彼は30代前半で、

ドイツ企業に勤める駐在員、
何年か東京の支社に駐在とのことで

その頃、わたしが住んでいた

恵比寿のアパートと、
歩いて15分ぐらいの

同じ恵比寿に住んでいたこともあり、
その彼とよく遊びに出かけるように。

しかし、その彼は、
ドイツに残してきている大事な彼女がいて、
わたしは恋人にはなれなかったんですよね。


ある日、その彼の彼女が、
彼の態度がおかしいと思って、
ドイツの仕事を辞めて、

日本の彼のところに来てしまいました。

彼に会えなくなって、
わたしはすごく悲しくて、
全部のドイツ人の友だちたちとの

繋がりも絶って、
仕事も辞めて、
しばらく実家に引きこもってました。

この彼とは、実は、

またずっとあとで

再会することになるのですが。

しばらく引きこもったあと、

今度は日本人と絡みました。
何人か軽くつき合ったけど、
本当に好き!と思った人とは

両想いになれず、失恋。

 


ドイツ人たちといっしょにいて、
あまりにも居心地がよかったので、

ドイツにひとり旅も何度か行きました。

ドイツの南から北に列車で移動し、
東京で知り合って、ドイツに

帰国した友人たちを訪ねたり、


好きだった彼の住んでいた街に

行ってみたり、


そのままオランダやイギリスにも

何度も足を運びました。

20代を通して、ヨーロッパをメインに、
イスラエル、アメリカ、タイ、バリ島、
色んなところに行ってみました。

わたしの旅のスタイルは、観光ではなく、
現地の人たちと知り合い、

人からその土地を感じる、
理解する、ということでした。

また、旅先で、

自分と同じような旅行者と知り合い、
いっしょに周ったり、

その知り合った人の国を訪ねてみる、

ひとり旅を通じてとにかく人と交わる。

わたしには、


「自分の持っている小さい常識や

固定概念を全て覆したい!」


という欲求があり、
旅は、新しい人たちと出会う、冒険、

という感覚でした。


そういう旅の経験をしながら、日本では、
仕事も続けたい、と思うような

好きなことが見つからず、
恋愛も今ひとつ。

鬱になったり、拒食過食をくり返したり、
精神的に、どう社会で生きていっていいか
自信を失くしていた20代も

終わりに差しかかってきたころ、

六本木で行われた
異文化交流パーティーというものに

行ってみたんです。

怪しい感じで、今思えば、
外国人との出会いの場、

というものでしたが、

そこで出会ったのが

のちに結婚することになる、
フランス人の夫です。
 

 

↓ 続きはこちら ↓

 

↓ストーリーの最初から読む場合はこちら↓