哀愁漂う中国寺への京劇奉納 | タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイで35年間暮らしている元バックパッカー。7年半前にバンコクのカオサンとシーロムで17年間続けてきた「竹亭」を閉め、タイ南部の海辺の田舎町プラチュアップキリカンでタイ妻と日本料理店「富士山」を開店。お陰様で只今、7年目です。

 
 
夜の海岸通り。
 
 
 
 
中国寺の向かいに
特設舞台が設営されて
京劇が行われています。
 
 
 
きらびやかな舞台に
拡声器から響き渡る
ドラの音と賑やかな中国音楽の調べ。
 
 
 
 
派手な化粧の役者の台詞は
すべて中国語です。
 
 
この京劇のお客さんは
舞台の向かいにある
中国寺の神様です。
 
 
 
神様へ奉納する
京劇なのです。
 
 
この京劇は近所の人も
観れるように
椅子の用意もしてありますが
ご覧の通り閑散としています。
 
 
 
 
台詞の中国語が理解できるのは
地元の華僑でも
ひいおじいさん、ひいおばあちゃんの
世代までです。
 
 
 
 
台詞もわからないのに
京劇を観に来るのは
よっぽど暇な人だけです。
 
 
 
私も物珍しさに
バイクを止めて
しばらく見ていましたが
劇のストーリーも台詞もわからないから
じきに飽きてしまいました。
 
 
 
舞台の袖には
素朴なお菓子やお面を
売る屋台も出ていますが
この分では売り上げは
ゼロに近いかも。
 
 
華僑の中国の神様に対する
信仰心の篤さには感心しますが
こうも静かだと
哀愁さえ漂ってくる。
 
 
 
 
うちの妻も華僑ですが
こういうイベントには
まったく関心が無いようです。
 
 
 
 
プラチュアップキリカンの夜は
こうして今夜も
静かに更けていきます。
 
 
 
 
沖ではイカ釣り漁船の
緑の集魚灯が寂しく輝いています。
 
 
 

いつも読んでくださり

ありがとうございます。

 

 

 

 

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