本当は"嘘"だけど「こんぶ豆」はお袋の味 | タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイの海辺の田舎町でスローライフ

タイで35年間暮らしている元バックパッカー。7年半前にバンコクのカオサンとシーロムで17年間続けてきた「竹亭」を閉め、タイ南部の海辺の田舎町プラチュアップキリカンでタイ妻と日本料理店「富士山」を開店。お陰様で只今、7年目です。

 
 
まだ自分が
20歳前の頃の話なのですが
東京で2年間
住み込みで新聞奨学生を
していたことがありました。
 
 
 
 
 
お店の上に
自分の部屋をもらって眠り
食事は朝、夜の2回
お店のおかみさんが
作ってくれました。
 
 
 
 
 
そこのおかみさんが
賄いのおかずに
よく出してくれたのが
フジッコのこんぶ豆でした。
 
 
 
 
実家では多分
食べたことがなかったですが
柔らかくて甘くて
昆布の出汁が効いている
こんぶ豆が大好きになりました😋
 
 
 
 
 
タイに移住してからも
折に触れては
思い出していたくらいです😊
 
 
 
 
 
バンコクでも
日系のフジスーパーで
売っていますが
食べたいなと手に取っても
値段を見てびっくりして
棚に戻してしまうくらい
割高な値段で売られています。
 
 
 
 
輸入物ですから
仕方がありませんが😅
 
 
 
 
ところで、5、6年前に
自分で作れないかなと
ふと思いつき
ネットでレシピを探してみたら
結構あるんですね。
 
 
ちょうど圧力鍋を
買ったばかりだったので
それを使って
試作してみました。
 
 
 
 
最初のうちは
狙った味を出すのに
苦戦しましたが
何度も試作し
改良していくうちに
コツがわかって
美味しく作れるようになりました。
 
 
 
 
それ以来、お店でも
すぐに出せる
作り置きの副菜として
メニューにのせています。
 
 
 
 
タイ人のお客さんには
「このこんぶ豆は
子供の頃にお袋が
いつも作ってくれた
思い出の料理で
お袋のレシピで
作っているんですよ」と
嘘のストーリーを語って
紹介しています。
 
 
 
 
これは確かに
「嘘」のストーリーですが
傷つく人は誰もいないし
聞いたお客さんも
暖かい気持ちに
なってくれるだろうから
許される嘘かなと思っています。
 
 
 
 
 
地味な脇役メニューですが
しっかり定番化していて
確実にオーダーが入ります。
 
 
 
 
タイ人でも
若い人より年配のお客さんに
好まれることが多いようですね。
 
 
 
 
アローイ!(美味しい)
と喜んでいただけると
嬉しくてこちらも元気になります。
 
 
 
 
 

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