代表の木村泰久です。
先日面白い記事を読みました。
インプットに関する本だったのですが、そこに「情報と知識の違い」について、書かれていました。
結論から言うと、以下です。
情報=鮮度があり、速度が速い
知識=速度は遅いが、継続して残るもの
例えば、インターネットで得るもののほとんどは”情報”です。
今日の株価、気温、天気、芸能人のゴシップなど。これらは、今すぐ生きるもので(ゴシップは必要ありませんが…)、情報としては速度が重要になります。
今日の夜傘がいるのか?は重要な情報です。
しかし、それが半年後や1年後にどうかと言うと、その情報はもう古い為使えません。
1年前の芸能人のゴシップなど、いちいち覚えていませんよね。また、1週間前の天気も、今日の生活にとってはそこまで重要ではありません。
一方知識には、速度がありませんが残っているものがあります。その代表格が本です。
ベストセラーになるような本は知識として残り、いつでも役立ちます。もちろん、知識自体がアップデートされることもある為、一概に全てが永続的に役立つと言うものではありませんが、総じて本として存在するものには知識としての価値があります。
実は、昔インナーネットと本どちらが良いか?と言う問いを持ち、色々調べてみましたが、なかなか腑に落ちる内容を得られませんでした。
しかし、今回の内容は見事に明解で「なるほど!」と頷くことができました。
ここで重要なことは、インターネットが悪いとか、本の方が良い、などと言うことではなく、状況に応じて使い分ける必要があるということです。
例えば、今の新型コロナウイルスに大して必要なのは”情報”です。今どこで感染が拡大しているのかなど、いち早く情報をキャッチすることが必要です。その上で、ウイルス対策や免疫力という”知識”を根底に持てば、より身体を守ことができます。
このように、状況や場合によって、情報と知識を使い分ける必要があるのです。
健康に関しても、本当に多くの情報が良くも悪くも出回っています。その中で、私は専門家として正しい”情報”を取り入れながら、しっかりと”知識”をお客様にお伝えしていきたいと改めて考えることが出来ました。
木村 泰久