私の住む街は、本来、畑作に向いていない。
夏の日照時間が短く、冬は積雪が少ないために土が凍っている期間が長いためだと思われる。
師匠が何度か大豆を育てたのだが、いつも失敗するのだという。
しかし山をひとつ越えた場所では、大豆さえもすくすくと育つ。
枝豆も昨日、たくさんいただいたので、すぐに茹でて、昆布だし、塩、わさびを水で溶かしたものに一晩漬けた。
ほとんどがいただき物(を料理したもの)でできている今日の夕食である。
大豆は、米に次いで、日本人にとってとても大切な食材だと思う。
煮豆、納豆、枝豆といったそのままの豆を食べるだけでなく、醤油や味噌などの調味料にも使われる。
そればかりでなく、その豆を搾り、豆乳にして、それを固めて豆腐にし、その搾りかすをおからとして食べる。
小麦なみの七変化ぶりである。
大豆のことをなんとなく調べていると、とても驚いた…というか、こんなことも自分は知らなかったのか!と恥ずかしくなったことがある。
それは大豆(だけではなく、すべての作物)は、窒素を栄養素にしているということだ。
しかもその窒素は、特にマメ科が持つ根粒菌が、なんと雷によってアンモニアに転換し、肥料にするのだそうだ。
なんてことだ!
すげーな!雷!
しかもその根粒菌は、その代わりにマメ科の植物側から、リンゴ酸という効率の良い栄養素をもらい生活の場を提供してもらっているのだそうだ。
雷から発せられる光を稲妻と呼ぶのは、雷が鳴ると、稲が良く育つ。
つまり、雷が放つ電気は、稲の妻なのである(のか?)。
久々に、衝撃を受けた知識に出会った。
ただただ、地上に生きるものたちの傲慢さに、てめえら、ぶざけんじゃねーよ!ドッカーン!と空の神様が天罰を下しているわけではなかったのである。
いやはや。マジかよ。
雷様。アザ━━(・д・)ゞ━━ス!!

