不安がひとつ消されるたびに
新しい不安を探しに行く
そのことに疲れた私たちは
死という
たったひとつの平等さえなくし
二度と傷つかない道を行く
私たちは悪者を排除する
この肉体を守りながら手放す
脳で享受する
快楽に身を任せ
もう二度と
夕日は沈まないだろう
私たちはもう
生まれる意味も
死んでいく意味も
探さない
誰も憎まないし
誰とも手を取り合うこともない
光に照らされ続ける
永遠の夜に生きる
ミヒャエル・エンデ@Michael_Ende_jp
私たちが今行っていることの、恐ろしい結果の大部分は、私たちが生きている間に経験することはないでしょう。だからこそ私たちは、そのことに無頓着なのです。 『エンデの文明砂漠』
2021年02月21日 23:02

