ボロネーゼを作ろう | 想像と創造の毎日

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  私が作っていたいわゆるミートソースのスパゲティは、ポモドーロに使うトマトソースに炒めたひき肉を加え、さらに物足りない気がして、ケチャップやとんかつソースで味をつけていた。

  トマトソースだけのポモドーロも、トマトソースにベーコン(本当はグアンチャーレという塩漬けの豚肉を使うらしいのだが)を加えたアマトリチャーナも、他の調味料を足さなくても美味しいのだが、ひき肉を使うとどうしてか、物足りなくなるのだ。

  そうすると息子が、せっかくのトマトソースの味が消されてもったいない!といつも言うのである。

  どうやら本番イタリアでは、トマトとひき肉を使ったパスタソースは、いわゆるミートソースとは違うらしかった。
  ボロネーゼといって、ケチャップやソースは使わず、赤ワインを使うのだそうだ。

  

  まず、たまねぎ、にんじん、セロリのみじん切りを飴色になるまでよく炒める。


  これをソフリットと言い、カレーやビーフシチューなどにも使えるそうだ。


 フライパンにオリーブオイルを熱して、塩と黒胡椒を振ったひき肉(合い挽き肉)を炒める。
 
  その際、ひき肉はハンバーグを焼く要領で、押し付けるようにして焼き、敢えて、塊が出来るようにし、肉の食感を残すように気をつける。

  途中で、みじん切りのニンニクを加える。


  そこへ、赤ワインを投入し、ソフリットを混ぜ、(なんとなく)エリンギのみじん切りを加えて炒め、ビーフシチューのルーを少し入れて、最後にトマト缶を加える。

  この過程では、あまり煮込まない方がよいらしい。

  少し酸味がきついので、ハチミツを加え、風味が物足りないので、適当にキッチンに常備してあるスパイス、オレガノ、ナツメグを入れた。


  ミートソースとはまったく違う味だ。
  しかし、トマトとひき肉の素材の味がはっきりと感じられて、とても美味しい。 
  旨みの土台は、ソフリットなのだろう。  
  肉の臭みは赤ワインが消している。

  これが、イタリアのミートソース。
  ボロネーゼか!と、本当のボロネーゼを知らない私と息子は思うのだった。