本当は毒なんじゃないかと思う
眩しい太陽の下にいるだけで
皮膚は焦げ付き
呼吸は速度を上げる
光の下にいると
時々命が吸い取られていく
気分になった
熱を下げるために
毛穴からは水が逃げていく
干からびていくんだ
命は光を浴びて
早く使い果たせ!と
迫り来る時間に
急き立てられるように
光が強まるほどに
伸びていく緑は
木陰に優しい暗闇を作った
はじまりは闇だった
だからいつか闇に帰る
太陽みたいなアイツが憎いか
暗闇にいればそれは
ひどく眩しく
自分を傷付けるのだろう
けどそれでいいんだ
そんなことはあたりまえだ
光は命を傷つけながら
鼓舞しているんだから
暗闇がもたらす優しさを
誰よりもキミが知っている
暗闇からはじまったことを
キミだけが忘れていない
暗闇に帰るまでの残り時間を
指折り数えるキミの純真
