泣く少し前浅い息継ぎ鼻の奥がツンとする痛み景色が目の前から遠ざかる心が身体から離れそうになる客観が私を呼び止めて鼓動を速くした私に見えないはずの私を意識が無理矢理探そうとするから呼吸の仕方を忘れてしまう薄くなる酸素私は甘えたくてたまらない涙という液体にしょっぱい雫が私じゃない指先に拭われて甘くなるのを待っているそれをずるいと言わないでどうか騙されているフリをして