ぴーちゃんは、腕や肩には乗りますが、
手のひらを差し出すと
とても怒ります。
違うゲージに移そうとして、
身体を掴もうとすると
まるでこの世の終わりが来たかのような
金切り声を上げます。
特に人間の指の爪が嫌いなようです。
だから頭を撫でるときは
ぴーちゃんの視界に
指の爪が入らないように
そっと後ろの方から近づけます。
一般的に手乗りインコと呼ばれるものは
ひなの頃から人間の手に
触れられることに慣れていて、
呼べば肩や腕に乗ってくる子たちのことを
言うそうです。
その中でも人間の手のひらに
包まれることを好んだり、
ベタベタといつまでも
くっついている個体は
ベタ慣れと呼ばれています。
最初は懐いていたのに
徐々に懐かなくなるのを
手乗り崩れと言うそうです。
ぴーちゃんは、普通の手乗りインコです。
ベタ慣れのインコちゃんたちを
YouTubeで見ていると
本当に可愛くて、とても羨ましくなります。
ぴーちゃんは、ビビりなくせに
ドライなんです。
怖い時は肩を震わせながら、
肩にずっと乗っかっているくせに
そうじゃないときは、
逃げ回って、好きな所に行きます。
ご飯を食べているときだけは
なぜか私の肩に乗ります。
しかし息子に対してだけは、
ご飯時じゃなくても、
いつまでも自分の頭や首を
撫でさせてうっとりしているのです。
インコは人を差別しないと
何かの本に書いていたのに
どうやら違うみたいなんです。
犬みたいに家族に順番を付けている。
↑我が家に来たばかりの頃のぴー様。
生まれてから、3ヶ月弱。
右肩の茶色い色は、
車での移動中に箱の中で暴れ続けて、
負傷したときの血の跡です。
↑ホワイトフェイスのパールという種類の
ぴー様。
幼い頃はまだ羽根のまだら模様が
ハッキリしていました。
↑今日のぴー様。
2歳8ヶ月。
↑背中の模様がほぼなくなってきました。
オスは大きくなるにつれて、
パールの模様はなくなる傾向にあるそうです。
↑まだ時々、軽くパニックを起こすため、
羽根がなかなか生え揃うことがありません。
来たばかりの頃のぴーちゃんを
思い返すと、
それでもよくここまで慣れたものだと
感慨深くもなります。
人に構われることなく、
人間不信だったように見えたぴーちゃん。
三日間程、
餌を一口も食べなくて、
一歩もカゴの隅から動こうとしなかった
ぴーちゃん。
粟穂を使って、
毎日、毎日、
話しかけ続けた。
初めて手のひらから
餌を食べてくれた日。
初めて、差し出した腕に
飛び乗ってくれた日。
言葉は通じなくても、
気持ちは通じるんだと
思いました。
ぴーちゃんに
好きになって欲しい。
信頼して欲しい。
それを上回る
自分の好きと、信じる気持ち。
それは言葉に頼らない世界を
感じることでもあったのです。
↑ニコちゃん(カラシニコフ)。
ぴーちゃんを飼うきっかけになった番組です。




