命の選択を | 想像と創造の毎日

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写真は注釈がない限り、
自分で撮影しております。





昨日、息子の学期末のテストの点数が
悪くて、ケンカをしました。

半分いったんだから、いいだろ!
と言い訳をしたのが
気に入らなかったんです。

私もせめて、半分は取れよ!
とハードルを下げたのが悪いのですが、
それが学年平均を下回ったことに
ムカついたのです。

私だって、勉強なんてしてこなかった。
だから、本当は子供に何かを
言える立場でもないんです。

ただ今の社会では
勉強はできた方が
将来の選択肢が増える。
そういう浅い考えでしか、
私は物事を見られていない。

本当は、勉強なんてどうでもいい。
自分の人生を自分の力で
生きていけるなら。
じゃあなんで、いちいち
勉強しろ!って言うんだよ!
と言い返され、
ある程度はできてないと、
生きてくことに不便なんじゃないかって
思っちゃうママの勝手な考えだよ。
と言うしかなかった。

その横で、娘が空気を読まずに
数学のテストね。
クラスで一番だったさ!
と自慢をする。

この間は初めて数学で赤点を取っていて、
それが推薦入試が合格したあとだったから
まだ良かったものの、
本人はそれでもショックを受けていた。

数学が全然できない。
ひとりでやってても答えを見ても、
全く理解できない。
と言うから、得意な人に教えてもらえば?
と言うと、そうする。
と素直に答えていた。

それから、クラスの一番数学の得意な
男の子に教えてもらったら、
すごくわかりやすかった!
と喜んでいた。
それから、毎日、数学の勉強をしていた。

娘はいつもこう言っていた。
自分に自信を持てるものが
何もない私が、
ママの言う努力できる才能ですら、
なくしてしまったら、
自分は生きてる価値をなくしてしまう。
と。

教えてくれた男の子に
一番だったことを告げると
私が順位を抜かしたのにも関わらず
自分のことのように喜んでくれた!
と娘は言った。
その子は先生になりたいらしく、
ママ。○○くんにはぴったりの
職業だよね!!
と言う。ゲンキンなやつだ。

○○(息子)はさー。
勉強するから、プレステ買ってくれ。
って前に言ってた約束。
忘れてるよね。
それがまず、ダメなんじゃん?
とついでに息子に言ってもいた。

それから息子は大人しく教科書を広げた。
けど、いつものようにグレてるわけでも
なさそうだった。
娘の言ったことに素直に納得もしたのだろう。

娘には0か100しかない。
やらなければ、まったくできない。
だけど、やりはじめたら、
人の倍の努力をして、
びっくりするぐらいの結果を残す。

前にさ。なんかで見たんだよ?
コンプレックスが大きいほど、
その人はその分野において、
すごい力を発揮するんだって。

ふーん。おまえ、そのものじゃん。

だからさ。○○(息子)は、
人付き合いも私よりうまいし、
なんでも普通にはできるでしょ?
だから、そのことに甘えてるんじゃない?

私はまるで自分が
娘にそう言われたみたいで、
おかしかった。

生きる力のことを
いつも考えていた。

ただ生きてるのが、
楽しいと思えるように
子供たちを育てたかったんだ。

私の願いはそのたったひとつ
だけだったんだと思う。

人に迷惑をかけるな。とか、
努力しろ。とか、
いろいろ言ってもみたけど、
あれは、だめ。これは、いい。
なんて、自分の価値観は
所詮私が生きてきた経験だけで
作られてきた狭い世界だ。

おまえたちはどう思うんだよ?
いつも私は問いかける。
その答えに自分はこう思う。
そう返す。

しかしそれは正解じゃないよ。
私だって、わからないことだらけなんだ。
だって、どうしたらおもしろがれるのか。
それしか、考えてねーから!!

子供たちは私の口癖に
いつも呆れながら、笑う。

何度も言っただろ?
ママにとっては、
おもしろいだけが、
正義なんだって。

あー。しかし。
この卒業文集の原稿が
まったく進まない。
おもしろくないんだよ。
ちょっと代わりに書いてくんない?

娘に言うと、
いつもうちらに長々と言ってる
誰かの名言でも書いてりゃいーんじゃん?
とバカにされた。

あー!そうだね!
叶恭子さんのいい名言があった!

ー失敗することは、
人間にとっての
大切な権利です。
けっして、
手放してはなりません。ー

これでもちょっくら
パクるか!!
もちろん、
私なりのアレンジを加えて。

あれだな。
所詮、人生は誰かのパクリだ。
けど、どれをパクるのか。
その選び方がセンスなんだよな。