転職活動の伴走者 働くをより楽しく! キャリアカウンセラーの『ぜんさん』です
私が
これまでの職業人生の中で経験してきた
私自身の転機をご紹介します
社会人になって、6~7年目の頃
私は
製造拠点のシステムを開発する仕事を
自分がリーダーになって進めていました
システム開発の仕事は
大きなシステムでは
完成が1年以上かかるものがあり
開発スケジュールと納期の決定は
リーダーの大切な仕事の一つでした
私は
慎重な性格もあり
納期遅れを発生させないように
緻密な見積もりを積み上げて
開発スケジュールと納期を決定していました
あるシステムの開発のスケジュールを計画した際
開発期間1年を算出して上司に報告しました
それを見た上司は、
開発期間は8ヶ月で行えと指示しました
私は、内心そんなの出来っこないと
思いましたが
検討しますと持ち帰りました
次の打ち合わせの際
上司にどんなにがんばっても
12ヶ月の開発を8ヶ月で行うことは
出来ませんと再度説明しました
その時に、上司から言われたのは、
「君の仕事は糠釘(ぬかくぎ)だ」です
ぬかにくぎを打つように
手ごたえが全くない
上司の指示を聞いていないし
全く取り組もうとしていないと
その後、私は
それまでの積み上げ方式のスケジュールの立て方を
納期から逆算するスケジュールの立て方に変更して
開発期間8カ月のスケジュールを立てて
周りのメンバーの強力な支援をもらって
開発を進めた結果
1ヶ月遅れの9ヶ月で開発を完了しました
その時に思ったのは
自分の思考の中に答えのないことも
思考の枠を外すことで
答えが見つかることもあるんだな
ということでした
<関連記事>