「それでは、ネットの声をご紹介します」
「ネットでは、○○について活発に議論がなされています」
「○○さんの発言について、ネットが炎上している模様です」
こんな言葉、テレビ・インターネット・新聞など、あらゆるメディアで見かけますよね。しかし、正直、私はこういった表現について疑問を抱いていました。
ネットの声って、誰の意見?
ネットで活発な議論? 私の周りではみんな無関心ですけどw
ネットで炎上? 炎上した理由ってどうでもよくない?
しかし、私の疑問とは裏腹に、現実はメディアでネットの声ということで大きく扱われて、様々な事件や出来事について情報や印象が誘導されていると感じます。
みなさんは、違和感ありませんか?
例えば、あなたが学校の先生だとして、アクティブラーニングの導入や道徳の教科化について、その辺にいる見ず知らずの小学生や中学生の子どもの意見を聞きたいと思いますか?
私は正直、思いません。
聴きたいのは、有識者や現場の声です。
しかし、様々なニュースについて、ネットの声、つまり、どこの誰だかわからない匿名の人の意見に強く影響されていることはありませんか?
ネットの声=世論
みたいになってませんか??
ちなみに、私も昔、そうでした。ネットの意見が世の大勢なんだとw
でもね、気づいちゃったんですよ。
そんなことない!ってw
このことに気づくと、、、、自分の周りにいる、ニュースについて偉そうに自論を述べている人の中には、ネットの情報(声)を真似してるだけの人が大勢いることにも気づきますw
で、そういう人に限って、少し深くつっこむ(議論する)と、矛盾しためちゃくちゃなことを言い始めるか、沈黙します。
自分の意見じゃないから浅いのですw
もちろん、ネットに書き込んで自己主張する場があることを悪いと言っているわけではありません。一般的に明らかにおかしい出来事や特定の人(芸能人が多い、尾木ママとかねw)の発言を正すという、ネット内の自浄効果があることも事実です。
しかし、プラスの面よりもネットによるマイナス面の方が強い気がします。
誰ともわからない人の意見に耳を傾けて変に影響を受けるよりも、その道の専門の人の見解を聞きたくありませんか?
そして、そういった情報から、自分の考えを固めることが大切だと思いませんか?
あまりにもネットという網にからまりすぎて、思考停止している人が多い気がしてなりません。
さて、今回、なぜこのような記事を書いたかというと、おもしろいネット上の記事をみつけたからです。
おいおい、お前もネットの意見に踊らされてるじゃないか!
という声が聞こえてきそうですが、これから紹介する記事は、書いた人もはっきりしていますし、内容も関連したデータを基にして論じられています。
私が伝えたかったことは、これから紹介する2つの記事に十分すぎるほど書かれているので、今回は記事の紹介で終わりますw
「ネットの声」を世論と錯覚する愚。五輪エンブレム問題から考える”ネット世論”追認の危うさ
まとめ
●ネットの意見はあくまで参考程度すべし、振り回されてはならない。
●ニュースについて議論したい・考えを深めたいなら身近な人と話すべし。
●気付いている人は気付いている。あなたも、早く思考を変えるべき。
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