最近来院される方で多い症状のひとつに、
肩と首の痛み
いわゆる「肩こり」があるのですが、
その原因と思われるものが
◎肩自体にある
◎肩以外の部分にある
場合の2つに分けると
その割合は50%くらいです。
先週2名立て続けに「肩こり」の方を
治療する機会があったのですが、
お2人は✓「男性」✓「40代後半」で
どちらの方も
「最近肩・首の調子が悪く、1度施術をしてほしい」とのことで来院されました。
五十肩のように「腕が上がらない」・「寝ているときに痛くて目が覚める」といったものではなく
「肩甲骨の付け根に常に違和感があり、日によって波がある・上を向くと痛みがある」
という症状でした。
そしてどちらの方も「片側に症状」がありました。
姿勢をみると
左右の肩甲骨、胸郭に左右差がありました。
片側に症状がでている方はたいてい骨盤帯・肩甲帯に左右差があることが多いです。
お2人の症状はかなり似ているのですが、
一方は
✓患側の肩甲骨が挙上(肩が上がっているいわゆるいかり肩)タイプ
もう一方は
✓患側の肩甲骨が下制(肩が下がっているなで肩)タイプ
と違いがありました。
同じ症状ではありますが、
真逆の姿勢タイプです。
これは「肩こり」と一言で言っても
その原因は1つではないということです。
ちなみに
いかり肩タイプで首・肩の痛みがでている方は
以前病院でレントゲンを撮り
「ストレートネックでなで肩」だから
凝りやすいと言われたそうです
しかし、
症状は肩が挙上している側にでています
「なで肩」だから
肩を挙上させる運動や
「ストレートネック」だから
首を反らせる運動は
この場合痛みが増してしまう可能性もあります
レントゲンは
確定診断として使うものではなく
あくまでも補助診断のものです
問診をはじめとする、
「疼痛検査」
「疼痛誘発テスト」
などの臨床所見とレントゲン所見が一致して
はじめて診断がつけられるはず
なのですが...
「レントゲンに頼りすぎているのではないか」
と思う今日このごろです。
