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Nighthawks

本や映画の感想を書く。忘れてしまうから。

豪華客船に正体不明の怪物が襲いかかり,人間を食べちゃう。
そうとは知らず,チャーター船をハイジャックした強盗団が金目当てで客船に乗り込んで・・・。

モンスター・パニックもの。
頭がわるーい,感じのB級アメリカ映画だ。

「?」が多い・・・。

主人公のおっちゃんは,なんであんなに,強盗団以上に落ち着いて怪物に対処できるのか。
女泥棒は,客船到着まぎわに泥棒したほうが逃げやすいのに,なんで海のど真ん中で盗みをはたらき,しかもあっさり捕まっているのか。
「完全な密室」といっていた部屋内に怪物がはいってきたのは何で?
おかしいし,説明がまったくない・・・。

こういったギモンが浮かばないなら,それなりに楽しめるのかも。
でも,製作側がこういったことを気にしないのは,良い作品をつくろうという気概に欠けているからだと思う。
ハリウッドのダメさが伺える作品だ。

パイオニアLDC
ザ・グリード

超能力と天才的な頭脳を持つ子供たちによる恐怖を描いた2作品。
2作目は「続」となってはいるが,ほとんどリメイクに近い。
クリストファー・“スーパーマン”・リー主演,ジョン・カーペンター監督で1995年にもリメイクされている。

どちらも,突然変異的に生まれてきた子供達が,大人達とモメる話だが,ちょっと具合が違う。

1作目では,子供達に恐怖心を抱く村人が子供達に危害を加えようとすることが大きく事態を動かす。
2作目では,子供達を利用しようとする各国政府の役人が結果的に子供を傷つけようとする。
つまり,1作目は子供の得体の知れなさ,後者は大人の身勝手さが事態を悪くする。

子供の怖さは,1作目のほうが強く感じた。
しかし,2作目のほうが,演出はダイナミック。“光る眼”を乱発せず,効果的に使っているのがいい。

まあ,それなりにおもしろかったけど,なんで何度もリメイクされてるんだろ。
子供を持つ人は,違う見方ができたりするんだろうか。


※追記(2007/01/16 22:00)
よくよく英語タイトルをみたら,「光る眼」は原作小説と同じ「Village of The Damned(呪われた村)」,「続・光る眼」は「Children of The Damned」(呪われた子供たち)。

そう,まったくテーマが異なる映画なのだ。
どおりで・・・。

これを,「光る眼」「続・光る眼」なんつー邦題付けていいのか?
しかもサブタイトルに,「未知空間の恐怖」「宇宙空間の恐怖」とあるが,まったく意味不明。

ひどい・・。

ワーナー・ホーム・ビデオ
未知空間の恐怖/光る眼 & 続・光る眼/宇宙空間の恐怖

カザフスタンのジャーナリストがアメリカの文化を現地レポートするという設定の映画。
米国では,本当にガザフスタン人の記録映画だと思った人がいたらしい。
が,どうみても,明らかに,手の込んだフィクション。

アイデアはすごくいいが,もうすこしまともな映画を期待していたので,的はずれだった。

ちょっとふざけすぎ。米国文化うんぬんではなく,カザフスタン人を馬鹿にしているよ。
笑える場面はあるので,映画としては観られる作品だとは思うけど,単なるコメディ映画にすぎない。
もっと真面目につくれば,良い映画になったのに。

これだけ下品にする意味もやや不明。
短いし。

もてはやされているほど,たいした映画ではないなあ。

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