前々回で市場規模の話をしましたが
その話を昨日お伝えした回と合わせて話をしたいと思います。


例えばピザ業界ではオンラインショップでどれだけ稼いでも
6.6億円の市場ですから独占したとしても4億円程度が関の山でしょう。


これ以上売上が上がらないということになります。
これでは結局事業としては拡大しません。


本日、前回お話した売上300%アップの企業の幹部の方と話をしていたのですが

そこで出てきた話は、


「今の市場だけでは後々苦しくなるのは目に見えてる。
早期に売上を作っていくためには、商品を横展開するしかない。」
という話です。


確か何回目かの時に書いたと思いますが、「マーケットサイズを付加する」という話です。


この企業の場合、
売上を作っている商品のプレゼントとして使っていたデザートをきちんと商品化しようということを提案しました。


なぜなら、
 ① 現在作っている商品ということから、開発速度が速いということ
 ② 市場に一度出しているため、ある程度お客様の反応が分かること
 ③ 現在の市場とは異なる市場の方が伸びしろがあるため、売上を伸ばしやすいこと
と考えていたからです。


低リスクで売上アップを行うためには、
まずは今ある商品をどう活用するかを検討する方が早いという落しどころです。

私のお付き合い先の12月の売上が前月よりも300%アップを達成しました。


流通が下がっている中でかなりの飛躍であると思います。


そのお付き合い先で今,実施している策は

■年内年中無休での即日発送

です。


オンラインショップも年末年始を休む店舗がほとんどです。


なぜなら、年末年始は購買意欲が減少するという傾向を知っているからです。


しかし、この店舗では他の企業が年末年始に休むということから、年末年始の営業を決めました。


しかも即日発送です。


この効果はすでに表れており、商品への評価コメントに
「年末年始に他に食べるものがなかったからすごく助かります!」という記載がされています。


年末という需要の下がる時に他社と異なることを行い、順調に売上も上がっています。


このように他社との違いを即座に掴み、実行することが重要なのです。
  

昨日お話していた市場規模の話です。


現実世界の市場規模の出し方はご理解頂けたかなと思います。


では、オンラインショップでの市場規模はどの程度なのかを算出しなければなりません。


なぜこの数値を算出しなければならないのかというと、

もし、売上目標があったとしてもそもそもその売上目標を達成できるだけの市場があるのか

を測らなければならないからです。


実際問題、この数値を正確に算出することはできないということを前提にお読み頂ければと思います。


経済産業省が算出している電子商取引価率というものがあります。

これは、消費金額の何%がインターネット上で取引されたものなのかを表しているものです。

要は、自分の持っている商品の市場規模にこの%を掛け合わせれば良いのです。


例えば、先日から話に出ているピザ業界ではどうなるのか?

ピザ業界の市場規模は2,202億円ですからこれに電子商取引価率を掛け合わせます。


実際はピザの電子商取引価率があれば良いのですが、
その算出はできないため食品の電子商取引価率を掛け合わせます。


食料品の電子商取引価率は0.3%ですから
これを掛け合わせて
大体6.6億円となります。


ネットが成長しているといってもこの程度の市場しかないのです。
この中でどれくらいのシェアを獲得するか、それが命運を分けるということです。