こんにちは。
共同執筆者の「O」です。
前回に引き続きNSR250Rの修理記録について書きます。
今回はブレーキホースの交換とエンジン始動です。
前回判明しましたブレーキホースの破損箇所です。
フロント右側、ホースと赤いフィッティングの部分からブレーキフルードが滲み出ているのを発見しました。
取り外したブレーキホースです。
アールズのブレーキホースが付いていましたが、メッシュホースのクリアの部分も変色し、アルミのアルマイト部分も退色しておりましたので、前後ともホース交換する事にしました。
フロント用のホース一式です。
黒・金は、バイク用品店、ナップスオリジナルのホース、フィッティングを購入しました。
今回の取り回しは写真の配置のように「h」型で組んでみようと思います。
リア用のホース一式です。
ホース破損はフロント片側だけですが、フロント、リアで色違いもカッコ悪いのでこちらも交換します。
仮組みした様子です。
左右のキャリパーをつなぐフィッティングに30°ベントの物を選んだのですが、45°ベントが良かったかも…。
しかし30°ベントの方がかなり安いので仕方ないです…。
リアはこんな感じ…、といってもよく分からないですね。
ノーマルと同じ取り回しです。
通常のスイングアームと違い、プロアームの場合はブレーキホースがかなり長いです。
交換のついでに、リザーブタンクのステー(ノーマル?)がカッコ悪いと思っていたので、これも交換する事にしました。
M10のナットとM8のナットをφ4の丸棒でつなぎます。(溶接付け)
M10の方はネジ穴をφ10.5程度のドリルでつぶしました。
これを・・・
こんな感じで曲げてリザーブタンクステーとしました。
写真では分かり難くてすみません。
ブレーキホースをしっかり取り付け、ブレーキフルードをいれます。
今回初めてシリンジ(注射ポンプ)を使ったやり方で入れてみます。
ペットボトルの底を切って、ブレーキフルードを入れ、チューブを接続した注射ポンプで液を吸い上げます。
それをブレーキ末端のエアブリーザーを緩めて接続し、キャリパー側から液を押し入れて行きます。
マスターシリンダーのリザーブタンクのキャップは外して、液が溢れないように見ながら作業します。
キャリパー側から液を押し入れる事でエアーを噛みにくくする事が出来るという理屈ですが・・・。
(今回のホース取り回しが「h」型なのでエアー抜きが大変だと思いこの方法を採用しました。)
注射ポンプになるべく空気が入らないように、3回作業を繰り返すと、上部のマスターシリンダーのリザーブタンクがほぼ一杯になりました。
注入したキャリパー側のエアブリーザーを閉め、ブレーキを操作してみると・・・、まだタッチが柔らかい。
そこでブレーキを握った状態になるようにタイラップバンドで締めて二時間放置し、ホース内のエアーが上がってくるのを待つ作戦にしました。(リザーブタンクのフタは開けております。)
※ブレーキを限界まで締めてはおりません。以前、中華ブレーキホースで圧力を掛け過ぎて破損した事があるの
で・・・。以来、中華ホースは怖くて使用できません。
二時間後、明らかにタッチが良くなっておりました。
そこで更に二時間、同じ状態を繰り返しました。
すると・・・エアー抜きをする必要が無い位、しっかりとしたブレーキタッチになりました。
注射ポンプの取説に「これ凄く便利。」とありますが、本当です。
以後のブレーキフルード交換には欠かせない道具となりそうです。
リア側も同じように作業を行いました。
ブレーキホース交換、完了です。
この段階でバッテリーを充電し始動テストをする事にしました。
キックを繰り返し、エンジンをかけてみると・・・。
またまた、トラブル発生です。
後方バンク、No1シリンダーに火が入りません。
片肺状態なのでエンジンもかかったらすぐ止まってしまいます。
タンクを外して色々確認した所、後方バンクのプラグキャップの部分がやけにグラグラしている事に気づきました。
「修理記録 その7 小物編」でもその予兆はあったのに・・・と後悔しましたが、後の祭りです。
新品部品を買って交換する事にしました。
取り外してみると、プラグキャップの中のプラグターミナルと接触する箇所の金属が欠けておりました。
写真左の新品と交換します。
プラグコードを数mm切って新しいプラグキャップをネジ込んでいきます。
事前にプラグをアースさせてキックした所、火花が飛んで一安心。
シリンダーに取付けます。
ラジエター液が少なかったので補充し、再度キック!!キック!!。
エンジンがかかり2スト特有の煙を吐き出しました。
後は、外装カウルを残すのみとなりました。
純正カウルは生産が終了し、中古も高いので海外製のカウルを装着する予定です。
カラーリングは次男が現在迷っています。
どんなカウルにするか楽しみです。
次回はいよいよ「カウル装着編」です。
今回の修理費用は、
フロント右側ブレーキホース(535mm):2527円(10%OFFセール)
フロント連結用ブレーキホース(430mm):在庫品
リアブレーキホース(985mm):2527円(10%OFFセール)
バンジョーアダプター 30°×3個:2916円(10%OFFセール)
バンジョーアダプターストレート ×2個:1944円(10%OFFセール)
バンジョーボルト シングル:486円(10%OFFセール)
バンジョーボルト ダブル:583円(10%OFFセール)
ブレーキアダプター:972円(10%OFFセール)
エアフリーバンジョーボルト シングル ×2個:2479円(10%OFFセール)
ブレーキメンテ用シリンジポンプ(アクティブ):486円(10%OFFセール)
ラジエタークーラント液(緑):748円
後方シリンダープラグキャップ(純正品):2214円
計17882円でした。
ちなみに外装関係抜きで、現在までにかかった費用は約13.5万円です。
結構かかりましたが、修理見積「50万以上」に比べれば安くできたのかもと思います。
あとの外装関係で6~7万円というところでしょうか?
いやぁ、バイクって本当に面白いものですね。
それでは、また。