こんにちは。
共同執筆者の「O」です。
前回に引き続きNSR250Rの修理記録について書きます。
今回は、フロントホイール関連です。

フロント周りは、フロントフォーク、アンダーブラケットに加え、ホイールやディスクローター、アクスルシャフトまで曲がってしまって使用できない状況です。
それらをヤフオクで中古部品を買って直していきます。

イメージ 1

ヤフオクで落札した、MC21用のディスクローターです。
サビが浮いていたりしますが、厚みが3.8~3.9mm程あるのでまだまだ使えそうです。

MC28用と比べるとインナーローターとアウターローターを繋ぐ、カシメピンの大きさが違っていました。
MC28用がカシメピンが太くなっていました。
ローター径やオフセットは同じなので問題なく使えると思います。

イメージ 2

インナーローターを黒く塗装する事にしました。
アウターローターとピンを簡単にマスキングして、つや消し黒を塗ります。

イメージ 3

塗装後の写真です。
インナーローターの塗料は耐熱塗料を使わずに通常の塗料を使用しました。
昔、通常塗料で塗った事があるので大丈夫だと思います。

イメージ 4

ヤフオクで落札した、これもMC21用のホイールです。
元々、白色を黒に塗装し直している為か割と安く落札できました。
塗装もキレイに塗られていたので、満足です。

イメージ 5

ダストシールを外すとグリスも汚く汚れていたので、ダストシール、ボールベアリングも交換する事にしました。

イメージ 6

専用工具がないので、左右のベアリングの間にあるディスタンスカラーを少しずらして、隙間をつくり、奥側のベアリングに棒(パイプ)を引っ掛けて打ち抜き、ベアリングを外します。
この方法で外すとベアリングは再使用できないので注意して下さい。

イメージ 7

両側のベアリングを外し、ディスタンスカラーも外した写真です。
ここに新品のベアリングを組み付けます。

イメージ 8

今回、ベアリングはk純正部品を使わずに会社のツテでベアリング、ダストシール(オイルシール)を手配しました。
また、純正部品のベアリング(#6004UU)は、接触型ゴムシールですが、回転抵抗の削減を狙って非接触型ゴムシールを使用する事にしました。
水に対するシール性は劣りますが、雨天の走行は基本的にしないので今回使ってみる事に・・・。

イメージ 9

ベアリングをホイールに入れる場合、圧入となりますが、プレスを使わずに叩いて入れる事にしました。
ベアリングの外径に近い工具のソケット(叩き入れる為のガイドの役割)が無かった為、前に交換した事故車のアンダーブラケットについているベアリングレースを使用する事に・・・。

貫通ドライバーとハンマーを駆使してベアリングレースを取り外しました。

イメージ 10

ベアリングを取り付けます。
NSR250Rのサービスマニュアルによると、ベアリングの取付はホイール右側から行うとあります。
当て木をしてベアリングを叩いて圧入していきます。

イメージ 11

さらに奥にいれないといけないので、先程取り外したアンダーブラケットのベアリングレースをベアリングに被せて
さらに叩いて行きます。
ホイール右側の一番奥まで叩いて入れます。
奥まで突き当たると叩く音が変わりますので、それを目安にします。

イメージ 12

ひっくり返してディスタンスカラーを入れ、反対側もベアリングを組み付けます。

イメージ 13

同じように叩いて組付けますが、左側はディスタンスカラーでベアリング位置が決まります。
ベアリングの内輪が、ディスタンスカラーの端面に接触する位置で組み付けが終わりです。

イメージ 14

後はダストシール(オイルシール)の組付けです。
これも会社のツテで手配しました。
型番はAE1544F0(メーカー:NOK)です。

イメージ 15

オイルシール内側にもたっぷりグリスを塗り付け組付けます。
オイルシールも圧入組付けなので、外径がほぼ同じとなるソケットをガイドにして叩いて入れました。

イメージ 16

ホイールが組みあがりました。
タイヤは完成してから新品に交換する予定なので、今回はそのままです。

イメージ 17

ホイールを組み付ける前に前回交換したフォーク、ハンドル、トップブリッジ等をサービスマニュアルのトルク表示を見ながら締め付けます。

曲がっていたアクスルシャフトもヤフオクでMC28用を落札して使用しました。
塗装したフォークに、これ以上傷が入らないようにエアークッション(プチプチ)で保護をしてホイールを積みつけます。
ホイール類も指定トルクで締め付けて完了です。

イメージ 18

フロント周りが付くとかなり完成に近づいた気がしてきます。

イメージ 19

ブレーキキャリパーを取り付け、エアー抜きしてフロント周りは完成です。
アールズのブレーキホースが黄ばんで、アルマイトの色も薄くなっているので、ブレーキラインや取り回しも変えたい所ですが、予算の都合で我慢です。
先々のカスタムの楽しみとします。

今回の修理費用は、
中古ディスクローター(MC21用):6060円(ヤフオク)
中古フロントホイール(MC21用):5746円(ヤフオク)
中古アクスルシャフト(MC28用):3000円(ヤフオク)
ホイールベアリング(#6004非接触ゴムシール型:NSK)×2個:605円
ダストシール(AE1544F0:NOK)×2個:685円
つや消し黒スプレー:在庫品
計16096円でした。

いやぁ、バイクって本当に面白いものですね。
それでは、また。