1987→ | センチメンタル☆スピカ♪

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スピッツ時間、そしてありふれた日々。幸せは途切れながらも続くのです♪スピッツ『スピカ』より

はい。スピッツ『1987→』。いちきゅうはちなな、と読みます。1987年はスピッツの結成した年。この『1987→』の中に美し過ぎる君のハートを汚してるという歌詞がありますが、これはひとつのトピックスなのではないかなと思います。




スピッツの歌詞の中で『君』の形容が変わってきたのはスピッツ『雪風』の無敵の微笑み見せてくれ、くらいからかなって思うのですが、過去、『夢追い虫』では美人じゃない魔法もないバカな君が好きさと歌っていたと思います。




むしろ初期スピッツでは小さな、力のないバカな君であったのが、『雪風』あたりから変わってきて、更に『1987→』では『美し過ぎる君』へと最上級ともとれる形容へと変わってきてます。






ロキノンの過去アンケートでは歌うテーマは変わってないと言っていたマサムネさん。ではマサムネさんの意識の何が変化したのでしょうか。




コンプライアンスの問題ももちろんあるのかもしれないですけど、何も持たない君であっても最大級の愛を捧げるよ的なものが初期スピッツだったと思います。




そこもまたスピッツの魅力ではあったはずです。




しかも『1987→』のインタビューでは今のスピッツで歌うデビュー当時のスピッツを描いたというようなことをマサムネさんは言ってたと思います。




最新作の『ひみつスタジオ』でも『君』の在り方は初期スピッツとは全く異なるものとなっています。




それが端的に現れたのが『1987→』なのかなと思います。




『1987→』は前作『見っけ』には収録されませんでしたが、この間あった事実はコンプライアンスが厳しくなったということだけでしょうか。




マサムネさんの君を見る目が変わったのではないかなと、私は思います。モチーフである『君』が実在するとしたら、ですが。




女性に対する想いの変化。




ここはマサムネさんの中で大きな変化だったのではと思うのです。




実際にマサムネさんに何があったかはわからないのですが。




ロキノンのインタビューでも2014年、2015年くらいに取り巻く環境が変化したとも言っていたマサムネさん。




『雪風』『1987→』がちょうどそのあとになるかなと思います。




今回のひみつスタジオツアーで私の参加したライブのアンコールでいつも『1987→』だったのであらためて不思議に思っていたことを書きました。




まあ実際、マサムネさんに聞いてみないとわからないことなのかもしれないですけどね。




‥今日は、てな感じかな。