Small Magician MINI -8ページ目

Small Magician MINI

奇術道具レビューブログですよ。

マジック・ウォーター・ジャグ
(Magic Water Jug)

★現象
  プラスチックの小さなボトルからコップに水をそそぎます。全部注ぎきりますが、おまじないをかけるとまた水が入っています。
またコップに注ぎきってからおまじないをかけると、またもや水が入っています

★解説
 考案者は不明です。

ミスターマジシャンのオンラインカタログで見て、すぐに注文してしまいました。
直に店まで取りに行ったら、郵送でも届いていて、「根本さん、店に行ったときに言ってよ~」なんていうこともありましたが。

さて、商品はさすがに安いだけあってちゃっちいです。
接着剤がはみ出ているようなところもあって、ちょっといじる必要があります。
高さはちょうど折りたたみ式の携帯電話の折りたたんだ状態と同じくらいです。

水を入れて遊んでみたら、ものすごくたくさん出る感じで。
物理的にありえないのですが、ボトルの容量よりも多く出てるんじゃないかと思わされました。
ただ、壺状なので、中をしっかり洗えません。そのあたりがちょっとジレンマです。

★相性のいいアイテム
これはもう、まちがいなく消える水でしょう。
さらに水つながりでアイス コールド・イリュージョンもいいかもしれません。
◆消える水
◆アイス コールド・イリュージョン

2004.8.23

★価格帯
店名     価格     日本語解説書     所在地
ミスターマジシャン     900円     ◎     大阪

★評価
技術     ★☆☆☆☆
練習     ★☆☆☆☆
効果     ★★★★☆

メンタルマジックシリーズ 奇跡の魔方陣
テンヨー (2016-10-31)
売り上げランキング: 3,358


【現象】
ランダムに数字の書かれたシートを観客に見せ、好きな数字を選んでもらいます。
その数字を使って、魔法陣を作ります。

実演を再現した様子が、Hey Presto!さんで紹介されています。
というか、言うべきことはほぼ、そちらのサイトで尽くされていて、わたしが言うべきこともほとんどないような気もしています。

★★★

わたしはほとんどテレビを見る機会がないのですが、最近、テレビ番組で魔法陣を演じたマジシャンがいた、という話を聞きました。
結構話題になったそうで、この商品もその延長線上での発売なのか、と思っています。

初めてみた魔法陣のトリックの解説は、John Accherの"Educating Archer"でした。
そのときはさほど面白いとも思わなかったのですが、それから数年後、友人の齋藤修三郎さんがショーで演じてるのをみて、大変に驚いた記憶があります。
不思議、というよりも、齋藤さんが演じているのが面白いということに、であったわけですが。

このトリックはたぶん、淡々と「ほら、不思議でしょ?」と演じてもあまり面白くありません。
というのはたぶん、わずか数秒で魔法陣が作れる、というのが普通のマジックとはちがうタイプの不思議さで、あるいは頭の良さを露呈しているという体なので、見る側はどう受け止めたらいいのか迷ってしまうからだと思います。
私事ですが、9月からこの方、多忙な日々が続いております。
そのため、ブログの更新も滞りがちです。

そうはいっても、「悪の枢軸部」まとめをしないわけにはいきません。


NEO ID CARD


最初にカードを抜くことができる、というのがいいですね。
不思議。


スタンド


いい動きをしますよね。
演技前がどうなってるのか、というのが気になります。


Magic Elegance


Juan Pabloはやっぱり、いいクリエイターだと思いますよ。


Switch clip


タイトルがものすごくダイレクトですね。
これも、入手したいもののひとつです。




youtubeを検索したら、ちょうど実演動画を公開されていた方(stargazer 0321さん)がいらっしゃったので、使わせていただきます。



伝説のパズル/テンヨー

¥2,160
Amazon.co.jp

ついでに、アマゾンでの紹介ページも。

パズル自体は古典というべきもので、多少なりとも奇術に関わっていれば、何度もみたことがあると思います。
このパズル自体にさほど詳しいわけではないのですが、似たようなものとしては、テンヨーのプラスワンキャンペーンで配布していた「ゴーストパズル」などもありますね。

この商品、そのまま演じても面白いと思うのですが、twitterでフォローしている"こざわ/とひ"さんと"きょうじゅ"さんが面白そうな会話をしていたので、以下に紹介しておきます。
この会話での演出、結構面白いと思うのですが、どうでしょうか。









【現象】
何度やっても演者が勝つアミダくじです。

演者は、スタートとゴールだけが書かれたアミダくじを観客に見せ、ゴールを1つ選ばせます。そのゴールがアタリです。次に、演者のスタートを1つ選ばせ、残りの4つを観客のスタートとします。つまり、演者がアタリにたどり着く確率は1/5です。
次に、交差した線の描かれたカードを観客に渡し、好きに混ぜさせ、スタートとゴールの間へ好きに置かせます。

このようなフェアな状態にもかかわらず、必ず演者が勝ちます。


*******

2016年の日本おもちゃ大賞イノベイティブ・トイ部門の優秀賞受賞商品です。
考案は、すっかりおなじみ、佐藤総さん。
「佐藤総のすべて」コレクターとしては買わなければなりません。

この商品は、初夏の東京おもちゃショーで実演を見ていて、大変に不思議で、発売を心待ちにしていました。
ここ2年、「白い箱」のトリックを発表していた佐藤さんですが、今回はずいぶんと方向性がちがいました。

テンヨーの商品らしく、演技にあたっての制約はなく、ロジックを理解すれば小学生高学年くらいからなら演じられるでしょう。
観客に手渡す部分が多いことからもわかるとおり、ほぼセルフワーキング・トリックです。

道具は全体的に黄色みの強いオレンジで構成されていて、ポップなカラーリングです。
このあたりのデザインセンスもいいですね。


マッチ棒やタバコなどで演じられることの多い現象です。
それを、合計6つのサイコロで行います。

以前からほしいなと思っていたところ、先日のマジックマーケットで野島さんご本人が販売されていたので、喜んで購入。
その後、練習を楽しんでいます。

技術的な難しさは、個人差もあるかと思いますが、ものすごく大変というわけではありません。
ただ、きれいに見せるにはコツが必要な感じです。

このトリックは、見せるのが楽しいというよりも、練習するのが楽しいもののように思われました。
鏡を見ながら、きれいにできたときはうれしく、失敗したときは「むー」という気分になります。

解説はDVDで、演じ方そのものについてはもちろん、きれに見せる方法などについても説明されています。


かなりクリーンに見える現象ですね。
King og Magicで販売中で、他のショップではみかけません。

演技中のスマホの画面がちょっと不自然に見えたたため、ひょっとするとなにか変わった素材のギミックを使ってるのかなな、と思って購入してみました。

そんなことはなかった。

ギミックは非常にシンプルで、演技用のシルクもついてきます。
お値段は税込み1200円ほど。
格安です。

商品を見た感じ、「こんなん絶対、演技は無理!」っていうほどではありませんが、演技のための条件はいろいろありあそうです。
ギミックの素材は、まだ他に適したものがありそうな気もしました。

観客のスマホでも演技可能ではありますが、自分のスマホで演じた方がよさそう。
演技できる環境は、室内がいいのか屋外がいいのか、明るい方がいいのか暗い方がいいのか、まだわかりません。

マインズ・デック
(The Mind's Deck)

★現象
 いろいろな絵の描かれたカードを見せ、そのうちの一枚を選んでもらいます。演者は観客の心を読んでそのカードを当てます。

★解説
 Phil Goldstein師の考案です。
師のレクチャーノートにも解説がありますが、絵は既存のものではなく、またカードに印刷する手間を考えると購入した方が楽でしょう。

カード自体の材質は光沢のある柔らかなプラスチックで、その性質のため、演技になんらかの支障をきたす場合がありえます。
ある種の道具で調整をする必要があると思います。

トランプを使った予言や読心術のマジックは、それはそれで面白いのですが、「じゃあトランプじゃないのでも同じことができる?」と
問われたときに困ってしまいます。
そういった、ある種の怪しさを解消するアプローチの仕方の一つとして評価することができます。
また、演技は細かいところまで気が遣われていて、これがGoldstein師という人なのか、と感じることもできます。

(2005.2.6 追記)
海外では「Mind's Eye Deck」として販売されているようです。
ですが、価格は$45で当然のことながら日本語説明書がつかないであろうことを考えると、

マジックランドで購入したほうが早いし安いし確実でしょう。

★相性のいいアイテム
現象としてはダウナーなので、アッパー系のものと併用するのならかなりの演出力が必要であるように思います。
ですが、あまり暗いマジックばかりをやると場も重くなってしまうので、「こういったものもできます」という雰囲気で演じられたら、
と思います。
いずれにせよ、タネが見えるようなタイプのマジックではなく、不思議さで観客から言葉を奪うような演技スタイル人向けのように思いました。
スターズ・オブ・ヘキサス
リップ・スマッカー
ジ・オープナー

2005.2.3

★価格帯

店名価格日本語解説書所在地
マジックランド3675円東京

★評価

技術★☆☆☆☆
練習★★☆☆☆
効果★★★★☆

ホーンテッド・ダイ
(Haunted Die)

★現象
デックから六枚のカードを取り出し、うちの一枚を選んでもらいます。
この六枚を混ぜたあと、演者は黒いサイコロをグラスに入れます。
このサイコロの出た目で観客のカードを当てます。

★解説
 John Kennedy師の考案です。

「ホーンテッド」とあるとおり、サイコロに幽霊がとりついている、という設定です。
その名称とKennedy師の商品の特徴を考えると、商品の概要がだいたいおわかりの方もあろうかと思います。

現象自体はちょっと地味です。
サイコロを使ったマジックは、ダイススタッキングでもないかぎり、どうしても地味になりがちです。
なので、面白く演じるとすれば、逆にその地味さを生かして不気味に演出するのが良いのでしょうか。
あるいは、わたしが思いつかないだけで、地味にならない演技が可能かもしれません。

実は、この商品、わたし自身はその地味さにもかかわらずかなり気に入ってます。
というのも、この商品についている道具のアイディアが面白かったためです。
ある別のネタが流用されているのですが、その商品に興味がありませんでした。
が、実物を手にして、これはいろいろ使えるな、と思わされました。
また、そのネタを流用したうえで、このトリックで考えられていることも、
そのなかなかの巧みさに膝を打つ思いでした。

難易度はさほど高くありません。
少し練習すれば、さほど難しくなく演じることができるでしょう。

★相性のいいアイテム
サイコロつながりでダイス・チョップ・カップだとか爆弾キューブだとかを連想しがちですが、
そうすると、どうしてこの演技で使ったダイスを使わないのか、ということになってしまいそうです。
ダイス・チョップ・カップであれば使えないこともないのですが。
なので、むしろこのネタで使っている道具を使用したトリックか、あるいはソート・トランスミッターだとか
フリー・ウィルなどのメンタルマジックに切り替えていったほうがよさそうです。
もちろん、普通のカードマジックにしてもかまわないのでしょうが。
◆ソート・トランスミッター
◆フリー・ウィル

2005.11.30

★価格帯
店名     価格     日本語解説書     所在地
The Magic Warehouse     $19.95     ▲     アメリカ

★評価
技術     ★☆☆☆☆
練習     ★☆☆☆☆
効果     ★★★☆☆

ゾラン・ホラー・フィンガー
(Zoran's Horror Finger)

★現象
演者はまず、指に薬品を塗り込みます。
そして、カッターナイフを取り出し、塗り込んだあたりにあて、そしてそのナイフで指を切り始めます。
とめどなく血がしたたり、ナイフはもちろん、その下にもこぼれおちます。
さらに演者は力を込めます。ナイフは指の半ばにまで達します。
どこか濁った色の血がどくどくと溢れていきます。演者は笑顔です。
そしてナイフを元に戻し、刃を切り込んだあたりを見せますが、わずかに跡が残るばかりで、
ほとんど傷ついていません。

★解説
Zoran師の考案です。

ギミック自体はおおむね予想通りというか、ほぼ見たまんまです。
しかし、タネがわかっていても気持ちの悪いトリックです。
最初、ミスターマジシャンで実演の動画を見せてもらったときは、
トリックとわかっていながら血の気が引きました。
また、Kacamata Flash Changeでも協力してもらったあぶくくんに見せたところ、
これまたタネがわかってるはずなのに貧血っぽくさせてしまいました。
悪いことをしました。

演技は非常に簡単です。
実演と解説の動画DVDが付属されています。
とくに、クライマックスで刃を指の中程まで差し込む部分と抜く部分の演技が
よくできています。
演技は非常に簡単です。購入して30分後には、演者と同じくらいのレベルで
演じられるようになっていそうです。

ただ、導入部をどうしたものか、ちょっと悩みます。
このナイフをどのタイミングでどう出してきたものか。
実演だと、画面から見切れている部分から出していますので、そのあたりの
心配がまったくないんですが。

商品は、ギミックのナイフ・レギュラーのナイフ・出血用ギミック・血糊で構成
されています。
なお、血糊はいちごっぽい臭いがします。
セッティングの途中、その甘い臭いで酔いそうになりました。

ところで、DVDでは解説されていなかったのですが、演じたあとの
メンテナンスがきがかりです。
ギミックのなかに血糊が残ってしまうと諸々不具合があるように思われました。

★相性のいいアイテム
かなりハードコアなビザーマジックです。
ビザー繋がりで、Paul Harris師の「ビザーツイスト」(Stars of Magic vol.1)所収
あたりを演じるというマニアにしかわからない演出もありかもしれませんが、
ここはやはり、この前に「Saw」を演じて、雰囲気を下げるのが一番でしょう。
二度とマジックをリクエストされることはなくなると思います。

2007.10.3

★価格帯
店名     価格     日本語解説書     所在地
Stevens magic Emporium     $75.00     ◎     アメリカ
ミスターマジシャン     9500円     ○     大阪

★評価
技術     ★☆☆☆☆
練習     ★☆☆☆☆
効果     ★★★★☆