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Small Magician MINI

奇術道具レビューブログですよ。



その名のとおり、カードなどをスイッチすることができるクリップです。
類似品として、バーキングドックという商品があって、それとのちがいがどこにあるのかと思って購入してみました。

バーキングドックと比べて、かなり高額の設定になってるのですが、正直、バーキングドックで十分、という印象です。
技術的な難易度も同じです。
バーキングドックはギミックらしいギミックがなかったのですが、こちらの方は、ちょっとだけ細工がされてます。
その細工に差額を払う意味があるかどうかはひとそれぞれだと思いますが、わたしは「そんなに必要ないかな」と思いました。

なお、この商品もバーキングドックのギミックも、観客に手渡しはできません。
あと、ギミックが作動したときの「音」が結構大きくて、これは自分でギミック変更するときに改善の余地があるなあ。


ボックスの両面が示されてる、と思って購入したこの商品。
残念ながら、あんまりじっくりは見せられません。
手渡しもできません。

ただ、この手の道具にありがちな、動作タイミングをコントロールできないとか、そもそも現象が起きないとか(HAWK 2.0をディスってるわけではありません)、ということはありません。
自分の好きなタイミングで現象を起こすことができます。

ケースは、バイスクルっぽいカラー印刷です。
ところどころ、山折り・谷折りの線が露出してて、もうちょっとどうにかならんかったのかと。
ギミック部分は印刷の具合もちがうし。

ただ、なんとなく、こうやったらちがうギミックができないかな、という改案のようなアイデアも思い浮かんだので、個人的には意味がないわけでもなかった、という感想です。
でも、商品としては不要。
あけましておめでとうございます。
さぼり気味のサイトですが、手品道具をまったく買ってないわけではありません。
ほしい道具がないわけでもありません。

というわけで、2017/01/04付けのtwitterまとめより、気になるものをピックアップ。


Volition


すでに国内のショップでも取り扱いをしているようですね。
シンプルな現象ながら、かなり不思議に見えます。
観客に配らせるところから始まっていますが、どの程度、自由度があるのかを知りたいところ。


mpossible Coin Odyssey


フェザータッチマジックで取り扱ってくれるかと思ってたのですが、残念でした。
海外でも即完売。
しかし、動作タイミングがコントロールできないのではないか、という懸念。


Pharasyte 2


貫通した(ように見せる)現象はよくあるんですが、これはちゃんと貫通してて、それが復活していく、というもの。
動画でしか見せられないようなギミックなのかも……という危惧もあるのですが、興味はある。


Illusory Reflex


10年ほど前に、テレビでコピーが演じられて話題になりました。
そのときは、Lubor Fiedlerの原案だとも聞いたのですが、違ったみたいで。
ともあれ、みたまんま、ものすごく不思議なことができます。簡単に。


Rising Cards


ライジングカードって、カードを差し込んだ方向からカードが出てくる、っていうパターンが多いのですが、これはどうもちがうっぽいですね。
ふむ……


Infiltrate


現象は不思議なのですが、このボロボロの箱が商品として届いたら、かなりがっかりですね。
お知らせが遅れておりましたが、今年の冬コミに出展します。

31日(3日目)の「東2 U-43a」です。
サークル名は、マジックマーケットと同じく「日本奇術文化研究所」です。

売り物は、

『江戸時代の手品伝授本で学ぶくずし字』:500円

と、間に合えば、

仕掛け封筒作成キット:500円

です。
その他、日本奇術製作所の同人誌で、在庫があるものを持って行くかもしれませんが、荷物が重ければ持って行かないかも。


『江戸時代の~』については、解説と、元にした『珍術さんげ袋』正編の上巻の複写をお付けします。
おひさしぶりです。
最近、私生活でいろいろありまして、更新が滞っておりました。

というわけで、ひさびさの更新は、売れに売れている「MRIペンデュラム」です。
どうでもいいですが、"DHU"とタイプすると「でゅ」と出ます。お試しください。



さて、今さらわたしが何か言ったところで、ほしい人はもう買ってるでしょうし、興味のないひとは買わないでしょうが、それでも、このトリックについて何か言わずにはいられない、という気持ちにさせられました。

いくつかのレビューなどをみていると、どれもこれも「ヤバい」「気持ち悪い」という評価です。
わたし自身も同じ感想です。
とはいえ、ヤバいヤバいって言ってても仕方ないので、なにがヤバいのか、ちょっとまとめてみようかと思います。

まず、演技は動画どおりのことがちゃんとできる、ということ。
手品道具のPVはたまに、動画でおきてる現象を実現するのに、大変なストレスが発生する場合があります。
というか、かなりあります。大げさに言えば、だいたいストレスがかかります。
ところが、この「MRI」は、ストレスがかかりません。

私事ですが、最近、生まれて初めて、整体にいきました。
終わった後、びっくりするくらい身体が軽くて、「羽根が生えたような」という紋切り型の表現があながち、非現実な形容表現でもないのだな、ということをしりました。

この「MRI」でも、似たような経験をしました。

解説をしているBirdieさんは、これまでも「ヒプノティズム・ベンド」シリーズで、催眠術と奇術を融合させたトリックを解説されていて、といってもわたしはなんとなく敬遠していたのですが、今回はどうにも気になっての購入です。

トリックの解説は懇切丁寧で、基本的に、解説されているとおりにやれば、そのまま現象が起こせます。
催眠術的な解説についても、きっちり説明されています。
個人的には、現象を起こすための解説もさることながら、催眠術の解説が興味深かったです。
ただ、最後まで見てると、やはり「どうしてなのか?」という疑問が残ります
たぶん、説明しづらいところなのでしょうが、核心的な部分についても説明を聞いてみたいな、と思いました。


「コロリアージュ」ってなんだろうかと思ったら、塗り絵のことなんですね。
というわけで、塗り絵+予言の手品です。

商品に添付されたDVDに「大人気のペンを使った色の予言マジック」ってあって、「大人気」がなにを修飾するのかがわかりませんでしたが、それ以外には困ることもなく、わかりやすい手品道具。

添付されているのは、予言に使う着色されたボード、観客に塗ってもらう絵、ペン、紙袋、解説DVDです。
演技動画をみればわかるとおり、基本的には観客にやってもらうことが多くて、演者がすることはあまりありません。

「予言」をどのように解決するのか、と思って購入した道具です。
商品として格段に優れているとは思わないのですが、随所に「なるほど」と思えるところがあり、トータルでは好みのトリックです。
紙袋の使用については、かなり好みです。
10月の終わりくらいから、急に寒くなってきました。
冬支度をはじめなければなりません。

ところで、私ごとですが、諸事情から「萌える手品道具」と「萌えない手品道具」の仕分けをしました。
段ボール箱数箱分の「萌えない手品道具」にいくら使ったのかと思うと、暗澹たる思いにかられます。


そんなわけで、今月も「萌えそうな手品道具」PVのご紹介。


Shy


セロもテレビで演じた、ブックマッチからサインされたコインが出てくる「ファイアー・トラップ」という道具がありました。
これは、それのカードバージョンです。
カードを1枚消耗しますが、ブックマッチを毎度1つ消耗するのに比べたら。


UP


この手の道具はギミック発動のコントロールが難しかったりするのですが、これは簡単そう。
ギミックはたぶん、あんな感じだろうな、と思いつつ、購入予定です。



フライング・ピクチャー


野島さんの新しい商品。
絶好調ですね。


今月はちょっと少なめ。
来月に期待しましょう。

マジシャンのマッチ箱
(Magician's Match Box)

★現象
 リボンのかかった箱の絵が描かれたマッチ箱があります。反対側はシルクハットになっています。
マッチ箱からマッチを取り出し、シルクハットにおまじないをかけてから箱を閉めると、白い鳩のフィギュアが出てきます。
箱を見てみると、かかっていたはずのリボンがほどけています。

★解説
 下村知行師の考案です。
2004年のマジックテイメント最新作です。

「手品してるの?鳩出してよ」と、手品人であれば誰しも一度は言われたことがあろうかと思います。
このマジックは、そういったシチュエーションを逆手にとったものです。
まさか、出てきた鳩を見て「銀鳩じゃないじゃん」とは言われないと思います。

さて、実はこの道具、実演を見ずに買いました。
それで、たまたま一緒にいたテジトロニカ。blogのたなかまさのぶさんに渡して、無理矢理演じさせてしまいました。
申し訳なく思っています。
たなかさんは数十分近くも悪戦苦闘したあげく、なんとか実演してくれました。
たなかさんはその日のことを
>テンヨーのクソなアイテムを演じさせられた最悪な日。
>たぶん、某アイテム批評サイトで批評されると思うが、
>考案者の名前の名字の部分をカタカナで書いたところで終わってしまうだろう。
と表現されています。

たしかに、テイメントのシリーズに入っているのに、扱いが難しい道具です。
いかにも壊れやすそうだし。
ただ、ちょっとしたコツをつかめばどうにかなりそうです。
わたしの感覚ですが、
・マッチ棒はあまりたくさん入れない。添付のマッチ棒(もどき)の1/2か1/3くらいで十分。
・鳩はあまり「奥」に入れない。
・リボンのかかった箱を見せたあと、鳩が出てきやすくするために軽くマッチ箱の手前を下にして叩く。
といったあたりがポイントかと。

仕組みは、なんだか忍者屋敷を彷彿とさせました。
下村師の考案によるトリックをあまり知らないのですが、全般にこんな感じなのでしょうか?

★相性のいいアイテム
かなり接近した距離でのクロースアップでしか使えません。
となると、平行して演じられるものは、そういう意味で限定されそうです。
あまりマジックらしいものではなく、小ネタを前後に重ねて、最後にちょっとしたものを演じるのがよいかと思います。
◆サムチップ・ブレンド
◆爆弾キューブ
◆ミラクル・ダイ・ボックス

2004.10.21

★価格帯
店名 価格 日本語解説書 所在地
Special Magic Dealer's Shop 1260円 ◎ 大阪

★評価
技術 ★☆☆☆☆
練習 ★★★☆☆
効果 ★★★☆☆

 

動画を見る限りはかなり不思議です。

変化させる前のカードを半分ほど抜き取って、すり替えができないことを確認できます。

ただし、道具を手渡すことはできません。

また、角度にもあまり強くありません。真横などは最悪です。

 

演技に必要なものは最初からそろっていますが、IDカードは自作する必要があります。

技術的な難易度は低くありませんが、わたしの手元にあるものはギミックの動きが鈍く、ちょっとつかいづらいです。

 

演技解説はDVDです。音声はなく、「見て理解しろ」という感じです。

理解できない言語で詳しく説明されるよりは、こちらの方がかえってありがたいかも。

 

 

マジック・ストロー・ワンド
(Magic Straw Wand)

★現象
演者は一本のストローを取り出し、観客に調べてもらいます。
そのストローを左手で右手に押さえつけると、ストローは右手から離れなくなります。
よくある、左手で支えるトリックのように見えますが、左手を話してもストローは落ちません。
それどころか、手の甲にも張り付きます。
そして、最後はアクロバティックな動きをします。

★解説
Dick Barry師の考案です。

先にレビューをした「ミーティング・オブ・マインズ」といっしょに購入しました。
他の商品をレビューする前にこういうことを書くのもどうかと思うのですが、
同時購入したもののなかでは一番気に入っています。

下にリンクを張った師のサイトで実演動画をみていただければわかるとおりですが、
終始、師の動きは自然です。
ストローが何かの意志をもっているようにすら見えます。
類似の現象はデュアル・コントロールでも可能ですが、できないこともあります。
しかも、デュアル・コントロールが諸々面倒な面を含むのに対し、
こちらのトリックは、これしかできない分、セットやリセットについて、心理的な負担が
まったくありません。

ストローは最初も最後も観客に調べてもらうことができます。
望むなら、持って帰ってもらうこともできます。
両手は観客に示すことができます。
実演動画はサロン形式ですが、クロースアップでも演技が可能です。

難易度は低く、少しの練習で演技が可能です。
説明書は英文ですが、写真が多く、動画と合わせれば、
説明を読まなくても演技はできると思います。

★相性のいいアイテム
前後に他のマジックをすることが可能ですし、喫茶店などで単発的に見せることも可能です。
道具を考えれば、後者のほうが優れているかもしれません。
「仕掛けがないのにめっちゃ仕掛けをしている」という、ある種の倒錯を目指すなら、
トラブッコ・ホールドアウトだとかと併用すると面白いかもしれません。
自己満足以外のなにものでもありませんが。
◆スルー・ザ・ミラー
◆3ストロー・リピート

2007.10.281

★価格帯
店名     価格     日本語解説書     所在地
Dick Barry Magic     $15.00     ×     アメリカ

★評価
技術     ★☆☆☆☆
練習     ★☆☆☆☆
効果     ★★★★☆