Small Magician MINI -35ページ目

Small Magician MINI

奇術道具レビューブログですよ。



演技をしているのは中華系の方のようですね。
最近は台湾のマジックメーカーも元気で、アジア発のトリックが奇術界隈を賑わせています。
また、この商品もそうですが、単品の演技動画をダウンロード販売する形態が増えてきました。
玉石混淆なのはこれまでの商品もそうでしたが、単価が安い分、ダメージも少ない気がします。

さて、この商品、というか動画ですが、見たとおり、2段階の演技で構成されてます。
が、2段階目は正直、どうでもいいです。1段目の「一瞬で輪ゴムが指にひっかかる」だけで十分です。さらに、この1段目の演技の別法もあります。

現象はわかりやすく、面白いのですが、解説は非常にわかりづらいです。
手元側からの解説動画にしても、ちゃんと見せてほしいところが指で隠れて見えなかったりと。
そのため、かなりじっくりと動画を見る必要があります。

使用する輪ゴムは、国内で簡単に手に入るサイズのものだと、できなくはないもののちょっとやりづらいかも。慣れたら問題ないかもしれませんが。
かといって、輪ゴムマジック用に販売されている大きめサイズのものだと、それはそれでやりづらい、という。

ともあれ、練習しがいのあるトリックです。


引き続き、Woody Aragonの単品トリックダウンロード商品です。

大変に不思議ですね。
本人曰く「簡単だよ」ということで買ってみたのですが、「簡単」には個人差があるな、と感じずにはいられませんでした。

いや、たしかに、ものすごく難しいわけではないのです。ですが、演技をするにあたって要する色々を考えると、ちょっとおっくうだな、と。

アイデアは、さすがにAragonらしくクレバーです。
その状況ならたしかにそういうことができるな、と思うことしきりです。
そういった、彼の才能を楽しむという意味では、十分に楽しみました。


『A Book in English』をパラパラ読んでいて思っていたのですが、Woody Aragonのトリックには、テクニックが不要なのに、観客側(それが手品人であっても)からは非常に不思議に思えるものが多くあります。

この商品、というか動画もその1つです。

さすがに全編を通して見せるとトリックがバレる恐れがあるため、PVではいくつかの場面がカットされていますが、観る側の印象としてはこんな感じです。

プロモーションの文句にもあるとおり、完全セルフワーキングです。
手順どおり演じれば、失敗はありません。
借りたデックでも演じられますし、事前の準備は全く不要です。

ただ、これまでに同じトリックがホントになかったのか?
というくらいにシンプルです。


観客の選んだカードをチョロQで当てる、という現象です。
動画にもあるとおり、デック・チョロQともにレギュラーで、手渡し可能です。
もちろんトリックがあるわけですが、にもかかわらず。
借りたデックで演じることも不可能ではありません。

この理想的な状況を作るには、ちょっとだけ面倒なことも必要です。
といっても、難しい技法を用いるわけではありません。
時間もかかりません。

なにか消耗品を使用するわけではありません。
チョロQは添付以外のものを使用することも可能です。
たとえば、パトカーのチョロQを使って「あなたのカードを逮捕する」なんていう演出もできます。

このタイプのトリックは、当てる道具(車、ライト、ロボット等)を手で持たせるか、それとも自動で動かすかの二種に分かれます。
どちらもそれぞれの面白さがあります。この商品のように自動で動くタイプでは、どれだけ仕掛けの臭いを消せるかがポイントになるような気がします。そういう意味では、この商品は非常によくできています。


プレスト・プリント
(Presot Print)

★現象
観客に数枚の両面が真っ白なカードを見せたあと、並べます。
デックから一枚のカードを選んでもらい、そのカードを真っ白なカードにくっつけると、カードが印刷されてしまいます。

★解説
 Daryl師の考案です。

以前にギミックと解説書がセットで販売されていましたが、このほど、DVDのレクチャーがついて再販されました。
なので、商品によってはDVDがないものもあるのでご注意ください。
国内販売分に関しては、基本的に日本語解説がついていないはずです。

もしも簡単で普通のカードマジックとは違うものを演じたい、と考えているなら丁度良いトリックでしょう。
一連の演技の中の良いアクセントになると思います。
トリを飾れるというほどインパクトがあるものではありませんが、肩の凝らないマジックです。

現象説明の中でカードを一枚選んでもらうとしましたが、選んでもらわず、こちらで一枚選んでもかまいません。
わたしは「Easy to master card miracles vol.3」の「オープニング・スタッブ」の方法で選んでもらっています。
この演出はトヒさんに教示を受けるところが大きいです。

★相性のいいアイテム
カードですが、明らかに普通のカードではないので、前後に普通のマジックを演じてもかまわないと思います。
どちらかというと、前に演じた方が都合が良いかも。
あとは、チョップカップあたりで締めれば綺麗かな、と。
◆スーパー・パンチ
◆ダイス・チョップ・カップ

2005.7.12

★価格帯
店名 価格 日本語解説書 所在地
謎屋 3670円 ×(◎) 大阪
フレンチドロップ 3600円 ×(◎) 大阪
Hank Lee $25.00 ▲ アメリカ
elmwood Magic $29.95 ◎ アメリカ

★評価
技術 ★☆☆☆☆
練習 ★☆☆☆☆
効果 ★★★★☆
プリディクション・インポッシブル
(Prediction Impossible)

★現象
二通の封筒から、五枚のESPカードと一枚の予言を取り出します。そして封筒とカードを観客に手渡し、一枚を選んで一通の封筒に、残りのカードをもう一通の封筒に入れてもらいます。そして封筒から選んだカードを取り出して見てみると、予言と一致しています。

★解説
 ジェイ・サンキー師の考案です。
やさしく演じることができますが、演出の面での練習が必要となるでしょう。いかに不自然でない演技にするかがポイントだと思います。

★相性のいいアイテム
よくできたマジックです。ジェイ・サンキー師のマジックの中でも最もよいデキの部類に入るのではないでしょうか?
メンタリスム系のマジックを前後に挟むとよいでしょう。
生徒の前でやったら「先生、ほんまの超能力者なん?」と真顔で尋ねられました。
◆インビジブルデック
◆ミスレッド
◆消える水

★価格帯
店名 価格 日本語解説書 所在地
フェザータッチ・マジック 2500円 ○(◎) 京都
WMN 2600円 ○(◎) 兵庫
THE MAGIC WAREHOUSE $12.75 ◎ アメリカ
Hank Lee $14.00 ◎ アメリカ

★動画サイト
サイト名 動画形式
Penguin Magic wmv,mov

★評価
技術 ★☆☆☆☆
練習 ★★☆☆☆
効果 ★★★★☆

 



使用するのはプラスチック製のESPカードだけです。
オプションでESPのマークの描かれた白いカードと中央に白い○の描かれた黒いカードがあります。

考案者は「Cube Sum」と同じGregorio Samaです。
この2つの商品を触って、実用的でクレバーな道具を作るクリエイターだな、という印象を受けました。

この道具の優れているところは、素材をプラスチックにすることで耐久性を上げるとともに、素材の性質を生かした仕掛けを展開したところでしょう。
また、改めができるところもすばらしい。

もしもケチを付けるとすれば、やはり値段でしょう。35ドルはちょっと高い。
そして、解説でカードを2組用いるトリックを解説するのであれば、カードも2組付けて欲しかった。

ともあれ、ESPカードのトリックを好むひとであれば、手にして損のない商品だと思います。
同じクリエイターの商品が出たら、継続して買っていきたいと思えました。


客に6つのサイコロを並べてもらい、その目の合計を当てる、というものです。
Hocus Pocusで購入しましたが、限定商品とのことですから、いつまで販売されているかはわかりません。
考案者はGregorio Sama、おそらくイタリア人じゃないかと思います。
他の作品には、Phychic Cardsがあります。



もちろん、当てる数は演技するごとに異なります。
繰り返すことも可能です。

ただ、演技に当たって、観客に「あること」をしてもらわなければなりません。
1回の演技につき、1度行ってもらいます。
何度もさせると、そのあたりで疑われそうな気もします。

その作業をさせないと、演技者の負担が非常に高くなります。
それをどうにか回避できないものかと考えているのですが……
一度治ったはずの夏風邪ですが、また引いてしまいました。
「夏風邪を引くのはバカ」という話もありますが、言い訳できないレベルのバカのようです。

さて、7月にtwitterでつぶやいた「悪の枢軸部」まとめよりいくつかをピックアップ。

Ryan Schultz's Effortless Effects


ビデオダウンロードもあります。というか、Big Blind Mediaは、最近の商品をだいたいダウンロードできるようにしてるっぽい。

紹介してるのは1ネタですが、いくつか解説があるようです。
この動画のネタは不思議で良いですね。


DIE-NAMIC


大御所、マーチン・ルイスの新作です。
紙幣の上のサイコロがスルリと抜け落ちるところは、実際に見てみたいですね。


Ocular


封筒のトリックは大好物です。
穴の開いた封筒は、逆に「仕掛けがありますよ」と言っているような感じがして、ちょっと苦手ではあるのですが。


というわけで、また来月。
【現象】
演者は6枚のカードを見せます。そして、予言の紙をテーブルに置きます。
観客に1から6までの好きな数字を言ってもらいます。そのあと、その数の枚数目のカードを見てから予言を見てみると、見事一致しています。
使用するカードは6枚のみ、予言も1枚のみです。

【所感】
Max Mavenの考案です。
オンラインのカタログには掲載されていませんが、マジックランドで販売されています。
ウェブ上のショップでは、フェザータッチ・マジックで販売されています。

トリックとしてはかなりシンプルです。
マジックをしないひとが現象を見ないで買うと、がっかりしてしまうかも。
でも、それって、B'Waveだって同じですよね。

数字は1でも2でも、6までなら何でもOKです。
カードの表も見せることができます。

カードを選んでもらうところですが、店舗で実演してもらったときはスプレッドした状態で数えていったのですが、カードを揃えた状態で言われた数字の数だけ数えながら置いていくほうがいいのではないかと思いました。
それだと、前後のカードを示して、予言と違うところも見せられますし。