Small Magician MINI -12ページ目

Small Magician MINI

奇術道具レビューブログですよ。

フォーカル・ポイント
(Focal Point)

★現象
演者は数枚の風景写真を取り出し、観客にその内の一枚を強くイメージしてもらいます。
強く、強くイメージしてもらうと、その写真がピンぼけの写真になってしまいます。

★解説
Andrew Mayne師の考案です。

DVDとギミック(写真)のセットです。
ギミックは単なる写真ではなく、厚紙にプリントしたようなものです

現時点で、国内で販売しているショップを見かけません。
DVDがセットになっていますから、解説書の和訳なども不要なのに。
…というあたりで、だいたいのところが予想されます。

トリック自体は、はっきりいって退屈です。
が、プロットやトリックの構成自体は嫌いじゃありません。
カードマジックに演出を変更することも容易です。

以上を読んだ上で、この商品を購入しようと考えるひとはほとんどいないでしょうが、
一点だけご注意を。

購入してすぐ、ギミックをさわってはいけません。
DVDのレクチャーを見て、ギミックを理解してからのほうがいいです。
わたしは、仕掛けを理解していたにもかかわらず、
「台無し」にしてしまったため、自動的にお蔵入りです。
とほほ。

いらん一手間をかけずに、そのままにしておいてくれたらよかったのに…

技術および難易度は著しく低いです。
効果については、人前で演じられないので、見てみた自分の感想を
示しました。

★相性のいいアイテム
というわけで、演じる機会がないので相性もへったくれもないのですが、
オッドボールだとかソート・トランスミッターみたいなマインドリーディング系の
演技に繋げていくと面白いのかも。
◆オッドボール
◆ソート・トランスミッター

2008.7.26

★価格帯
店名 価格 日本語解説書 所在地
Elmwood Magic $19.95 ○ アメリカ
The Magic Warehouse $18.00 ○ アメリカ

★評価
技術 ★☆☆☆☆
練習 ★☆☆☆☆
効果 ★★☆☆☆
Magic Wagonの新作です。
フェザータッチマジックで少数仕入れたあと、すぐに売り切れたようです。
……売り切れに貢献しました。

オフィシャルサイトでの紹介はこちら

さて、毎度のことながらMagic Wagonの商品なので、造作は大変にきれいです。
とはいえ、数年前だったらマホガニーだったかもしれませんから、材料コストは下がってるかも。

ギミック箇所は、おそらく故障したら修理できません。
それを見越したつくりになってるといいのですが、過去に購入したMagic Wagonの道具を引っ張り出してみたら、すでにギミックが自然に消耗してしまっていて、しかも修理不能、というケースもありましたから、油断はできません。

さて、率直な印象を述べると、Magic Wagonらしくツメの甘いギミックです。
テンヨーだったらもう一工夫するでしょうし、みかめくらふとだったらちがう解決法を考えてくれるでしょう。
非手品人に一回二回見せるくらいならいいのですが、それも、協力的な観客じゃないと、ちょっと難しそう。

道具は基本的に触らせることができません。
残念なのは、引き出しを観客にひきだしてもらえないことでしょうか。
気をつければ触らせられなくもないのですが、仕掛けに気づかれそうで、わたしは躊躇します。
フォーチュン・スティック
(Fortune Stick)

★現象
いくつかの絵が描かれた棒が三本(赤・青・黄)があります。
観客に渡し、好きな絵が揃うように持ってもらいます。
その絵をばらばらにしてから、絵が見えないように棒を握ってもらいます。
演者はその絵を見事当ててみせます。

★解説
 鈴木徹師の考案です。

2005年のテンヨーマジックテイメント新商品です。
先日行われたテンヨーフェスティバルで販売されていて、購入した方のレビューを拝見拝読する限りでは、
これが一番面白そうでした。

テンヨーフェスティバルの数日後、梅田三番街のキディランドにあるテンヨーのディーラーブースを見に行ったところ、
これを含む新商品が入荷されていました。
商品を実演してもらって、一番気に入ったのはやはりこの商品でした。

演者は最初だけ用具を手に取りますが、あとはすべて観客の手の中で行われます。
望むならば、用具を取り出すところから観客にしてもらってもかまいません。
つまり、観客に道具を改めてもらうことが可能、ということです。
続けて演じることも出来ます。

★相性のいいアイテム
演技の最初や最後よりは、中程にもってくるのがよいでしょう。
もしくは、これだけを演じるか。
道具はかわいらしいので、そのイメージで統一するのがよいかとも思います。
場合によってはくどくなるかもしれませんが。
◆カード・トゥーン
◆フェイス・アセンブリー

2005.9.10

★価格帯
店名 価格 日本語解説書 所在地
Special Magic Dealer's Shop 1260円 ◎ 大阪

★動画サイト
サイト名 動画形式
The Magic Warehouse avi
J.B.T.V avi(再生のみ)

★評価
技術 ★☆☆☆☆
練習 ★★☆☆☆
効果 ★★★★★
ファントム・オブ・ザ・ワレット
(Phantom of the Wallet)

★現象
演者はまず財布を取り出し、中から二枚の白いカードを取り出します。
観客に一枚のカードを選んでもらいます。それをデックに戻し、白いカードも財布に戻します。
おまじないをかけて財布をひらくと、中の白いカードに観客の選んだカードのマークと数字が現れます。
さらに、財布のジッパーを開けてみると、観客の選んだカードがあらわれます。

★解説
 Peter Duffie師とMartin Breese師の考案です。

この財布の一番の特徴は、上の現象説明でも書いたとおり「ジッパーがついている」という点です。
財布を開けると、ジッパーのついたスペースがあるのです。
聞いたところに寄ると、このアイデアはもともと故片倉雄一師のものであった、ということですが、
わたし自身は現物を見たこともなく、それがいつくらいのことであったのかは存じ上げません。

わたしはミスターマジシャンで購入しました。
こちらの説明書には、海外商品についてくる説明の和訳のほか、アルコーランデックとソリューションワレットの手順もついてきます。
ソリューションワレット(Solution Wallet)も、同様のシステムの財布ですが、
あまり一般的なマジックショップで販売されているのを見ません。
考案者のBob King師のサイトで販売されているようではありますが。

技術的な難しさはほとんどありませんが、解説ではいくつか技術を要するところもあります。
これからマジックをはじめる、という方には向かないと思います。
ただし、カードマジックをされる方であれば、おおむね困らないレベルの技術です。

ちなみにこの道具、カードをあまりきつくしすぎると、カードがひどいことになります。
ご注意。

★相性のいいアイテム
現象としてはメンタルマジックではなく心霊現象(phantomは亡霊のことですし)だと思うので、
クロウリーズ・カードだとかエキゾチック・スピリット・スレートだとかがよいかもしれません。
なんにせよ、演者自身の能力ではなく、演者の外部的存在によって現象が起こるタイプのマジックが良いと思います。
もっとも、外部的存在を意のままに操る、という設定であればメンタルマジックにも移ることができるでしょうが。
◆クロウリーズ・カード
◆エキゾチック・スピリット・スレート

2005.11.22

★価格帯
店名 価格 日本語解説書 所在地
ミスターマジシャン 4500円 ◎ 大阪
The Magic Warehouse $27.50 ▲ アメリカ

★評価
技術 ★★☆☆☆
練習 ★☆☆☆☆
効果 ★★★★★


見たとおりの現象です。
昔、テンヨーの道具に、○と□のブロックが貫通する、という道具がありましたが、それを思い出しました。

道具の手渡しはできません。
難しい技術を使いません。演技動画と現物をみれば、だいたい使い方がわかりそうです。解説動画はサイトからダウンロードすることになっていますが、見てもあまり参考になりません。
服装の制約はなくもないのですが、どんな服装であっても演じることができます。

ギミックがシンプルな割に、値段がちょっと高めです。
とはいえ、作るのは結構難しそうなので、技術料かな、という気もしました。

なぜかMurphyでの扱いがなくて、国内のショップでもあまりみかけません。
わたしは東京マジックで購入しました。
秘密の弾丸ライト
(Silver Bullet Lite)

★現象
ブックテストです。
観客に一冊の本を借ります。好きなページを開いてもらい、そのページの最初の言葉を覚えてもらいます。
演者はその言葉を見事当てて見せます

★解説
 Lee Earle師の考案です。

なぜいままで買わなかったのかと後悔しています。
いや、今買ったからこそ、このトリックのすばらしさが分かるのかもしれません。
もしもマジックを始めたころに買っていたら、そのままお蔵入りになっていた可能性もあります。

上に挙げたのは、解説されている10の手順のうち、最も基本的なものです。
その他、お札のシリアルを当てたり、三人を同時に相手にしたブックテストをしたりといった手順が解説されています。

しかし、やはりシンプルな基本手順が一番面白いと思います。
あとは、どのタイミングで、どういった相手に、どこで演じるか、でしょう。

ほぼ即席で演じることができます。
試してませんが、カードマジックにも応用できるかもしれません。

技術的難易度は低いです。
ただ、それだけにかえって演技としては難しいように思います。
これが、上に「もしもマジックを始めたころに買っていたら、そのままお蔵入りになっていた」かも、と思った理由です。

★相性のいいアイテム
現象としてはメンタルマジックの王道だと思います。
ただ、この現象が自分の力(超能力)に依拠するものなのか、それとも超自然的な自分という存在を越えたものによるものなのか、
どちらの演出をとるのかによって前後に演じるトリックは変わってくると思います。
前者であればエキスパート・デック、後者であればエキゾチック・スピリット・スレートが良いでしょう。
◆スーパー・パンチ
◆エキゾチック・スピリット・スレート

2005.6.22

★価格帯
店名 価格 日本語解説書 所在地
フェザータッチ・マジック 6000円 ○ 京都
Hank Lee $30.00 ▲ アメリカ
elmwood Magic $29.95 ▲ アメリカ
The Magic Warehouse $27.00 ▲ アメリカ

※フェザータッチ・マジックで購入すると、Earle師の実演動画がついてきます。
※The Magic Warehouseのカタログには確かに入っていますが、ずっと品切れのままです。

★評価
技術 ★☆☆☆☆
練習 ★★☆☆☆
効果 ★★★★☆
【現象】
演者は予言の入った封筒をテーブルに置きます。以後、最後までこれには触りません。
続いて、演者は魔方陣の書かれた白いボードを観客に見せます。裏はESPのマークがマス目を埋めるように書かれています。
観客に魔方陣の中からいくつかの数字を選んでもらい、またESPのマークも選んでもらいます。
予言をみてみると、数字の合計とESPのマークが予言されています。

先日、東京マジックで買いたいものがあったので、あわせて購入してみました。
道具はちょっと古びていて、ペンはすでにインク切れのようでしたが、肝心のボードには傷みがありませんでした。

魔方陣の方は予想通りだったのですが、裏のESPの方のトリックはなかなか面白いと思いました。
類似例を見た覚えがありません。
活用してみたいと思いましたが、制限が強いため、かなり難しそうです。

魔方陣といえば、最近は観客の言った数字の魔方陣を作るのがはやりのようですね。
このトリックでも、そういう感じの演出にできたら面白いのになあ。
ビハインド・ザ・エイトボール
(Behind the 8 ball)

★現象
小さな黒いボールを三つ、観客に見せます。よく見ると、ビリヤードの八番ボールの絵柄です。
これを二つ手に握り、一つはポケットにしまいます。
しかし、手を開くとなぜかボールは三つあります。なんどやってもボールは三つになってしまいます。
最後に、同じく二つを握り一つをポケットに入れますが…

★解説
 Paul Richards師の考案です。

いわゆるトゥ・イン・ハンド・ワン・イン・ポケットの手順です。
ボールはゴム製の、スーパーボールのように弾むものです。
ただし、スーパーボールのように摩擦度の高いものではなく、もう少しざらざらした手触りです。

先日、九州に行った折、マジックショップ天星で購入しました。
残念ながら友希天星師は営業にでてらっしゃったらしく、お会いすることはできませんでしたが、
オンラインショップで見て気になっていたこの商品を購入することができました。
マジックショップ天星では、日本語解説書のかわりに演技の入ったビデオCDが添付されています。
ただ、うちのDVDデッキでは再生できませんでしたので、中身は確認していません。
近いうちにパソコンでmpeg2形式のファイルが見られるようにしたいものです。

ところで、トゥ・イン・ハンド・ワン・イン・ポケットというのは、何を使って演じるものがオリジナルなのでしょうか?
わたしはある人からコインを使った手順を教えてもらったのですが、ひょっとするとスポンジだったりするのでしょうか。

★相性のいいアイテム
これとセットで購入したパケットトリック「エイト・ボール」からつなげるのがベストだと思います。
◆エイト・ボール

2005.11.16

★価格帯
店名 価格 日本語解説書 所在地
Elmwood Magic $9.95 ▲ アメリカ
The Magic Warehouse $9.00 ▲ アメリカ
マジックショップ天星 2100円 ◎ 博多

★動画サイト
サイト名 動画形式
Elmwood Magic wmv

★評価
技術 ★★☆☆☆
練習 ★★☆☆☆
効果 ★★★★☆
まいどおなじみ、twitterの「#悪の枢軸部 まとめ」より、気になった商品の動画をご紹介。

The Experiment


ESPの商品は無条件に気になってしまいます。現象の幅が狭いので、アイデア勝負になることが多いからかもしれませんね。


ステルスPKギミック


昔あったRavenとどう違うのかが気になります。お値段はかなり安いですね。


ブラックフレーム


ギミックとして、非常に気になります。消耗品じゃないですよね??


といったところで、また来月……そうそう、追ってまた告知をしますが、今年もマジックマーケットに出展します。
そして、今回もちょっとお話をさせてもらえることになりました。

今年のマジックマーケットは、2016年8月27日、板橋文化会館 大会議室にて開催。1回目にやったのと同じところかな??
ビジネスカード・プロダクション・ワレット
(Businesscard Production Wallet)

★現象
演者は黒い革製の名刺入れを取り出します。
そしてケースを開いて名刺を渡そうとしますが、あいにくと名刺は切れています。
しかし…

★解説
Michael Sibbernsen師の考案です。

どこかで見たような名前だなー、と思ったら、テンヨーの「マインド・スピナー」の考案者のひとでした。
なお、「ビジネスカード・プリディクション・ワレット」ではありませんので、ご注意ください。

そんな勘違いをするのはわたしくらいなもんだと思いますが。

さて、実は商品の名前と現象が一致していません。
「プロダクション」する「ワレット」だとしたら、名刺入れから名刺が出てくるはずです。
しかし、最初から最後までワレットからは名刺は現れません。

じゃあ名刺入れはいらないんじゃね?
と問われたら、たしかになくてもできなくはないのかもしれませんが、
しかしあるとないとでは大違い、というよくわからない答えになってしまいます。

もしもギミックとしての目新しさを期待してこの商品を購入したとしたら、
かなりがっかりすると思います。
そのままお蔵入りでしょう。
このあたり、ブーメランカード現象の商品を購入したときの感覚に近いかもしれません。

が、ギミック自体はかなり有効です。
タイミングの取り方も含め、練習は少し必要ですが、そんなにめちゃくちゃ難しいわけではありません。
少なくとも、名刺を必要とする年齢のひとであれば、「手」の問題もクリアできるでしょうし。
ただ、図のとおりの動きだと怪しい部分があるので、少しだけ動作を変える必要があるように思いました。

インパクトは結構あるようで、以前、Hot Leadを見せたひとの前で演じたのですが
(あるいは先にそちらを見せていたかもしれませんが)、
かなり良い反応を得ることができました。

名刺のサイズは日本で普通に流通しているものでいけます。
難易度は上に書いたとおり、さほど難しくはありません。

なお、この商品は、ごく最近G.I.N.で購入しました。
英語の説明書を見てもだいたいイラストだけで演技の方法はわかると思いますが、
値段にさほど大きい差がないこと、あるいは海外通販の煩雑さを考えれば、国内で購入するのも
よいかと思います。

★相性のいいアイテム
Hot Leadと同様、基本的には演技の最初に行うものだと思います。
とはいえ、Hot Leadに比較すればインパクトは弱いですから、他の演技を行ったあとで
名乗るときに使用してもよいでしょう。
プロダクションの道具なので、以下に同種の演技を連続するのはあまりよくないと思います。
普通にカードの演技にうつるも良し、あるいはインポッシブル・マトリックスのようにコインを演じるも良し、
デュアル・コントロールで変なことをするのも楽しいように思います。
◆デュアル・コントロール
◆インポッシブル・マトリックス

2006.11.19

★価格帯
店名 価格 日本語解説書 所在地
G.I.N. 2200円 ○ 大阪
Hank Lee $16..00 ◎ アメリカ

★評価
技術 ★☆☆☆☆
練習 ★★☆☆☆
効果 ★★★☆☆