スーパーライトファンのヅカ観劇備忘録 -33ページ目

スーパーライトファンのヅカ観劇備忘録

宝塚歌劇団スーパーライトファンのブログです

帝国劇場 エリザベート観劇してきました。
昨年のお花様シシィに感激し、今年もどうにか観たいものだと頑張り
運よく一枚だけチケットを取ることができました。
抽選で当たったのが分かったとき、思わず「おおおお!」と声をあげるほど、
今年の帝劇エリザは本当にチケ難でした。。。。

キャストは花總、城田、田代、香寿、山崎の回でした。
初演雪組DVDにはまった自分としては、未来さん含め3人も20年前のキャストが出ている点も楽しみでした。

さて個別キャストの感想です。
宝塚ブログなので宝塚OGの方から。

花總まり…エリザベート(シシィ)役
去年はお花様の神々しさに夢中だったのですが、今年は2回目ということで少し落ち着いて観れました。でもずっとオペラで追ってましたが。
初演雪組のDVDを繰り返し観てるのですが、同じ役ですが帝劇と宝塚でかなり違いますね。
宝塚はトートとシシィのラブストーリですが、帝劇はシシィの生き方とハプスブルクの崩壊を中心に描いています。最後も宝塚のシシィはトートの呼びかけに答え寄り添いますが、帝劇は自分の人生を生き切った感じ。
初演で実績を残し、約20年後解釈が違うバージョンでも実績を残す。お花様、すごいです。
ビジュアルが20年前と変わらないお姿なのも恐ろしい…
下手したら少女のころなんて初演よりかわいいかもしれません。より目が離せなくなっていくのは、自我に目覚めてからですが。鏡の間の場面なんて、もはや発光してます。
1789のマリーも良かったけど、やはりお花様の代表作はエリザですね。

香寿たつき…ゾフィ役
今年初見です。20年前はルドルフでしたが、祖母として再登場。
ゾフィは宝塚だと嫌な姑ですが、帝劇は歌が何曲か追加されてゾフィの事情もわかります。
シシィの敵というより、600年の歴史を守ろうと心を鬼にして生きてきたが、
時代の変わり目に乗れず旧体制に残され、息子からも疎まれてしまう哀しい女性。
香寿さんの演技と相まって泣けました。20年後くらいにもう一度観たら、号泣する自信があります。

未来優希…ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ役
初演でエーヤンの歌手やカフェの客やらでしたが、貫禄の女性としてできます。
シシィの母、ルドヴィカはゾフィの懸念を他所に、シシィの結婚を「シシィも娘だし!」と
呑気に構える貴族のご婦人。
変わって、マダムは昔は美人だったのだろうな…と思わせつつも見事なやり手ババア(失礼)。
まったくカラーの違う女性を、前もって2役と聞かないとわからない程演じきっています。


さてOG以外の感想ですが、何といっても城田さんがすごかったです。
ビジュアルの説得力ありすぎです。佇まいが完全に黄泉の帝王。
トートダンサーに囲まれても190cmの長身が目立ち、銀髪が似合う彫りの深い顔。
「1789」でスタイルがよかったフェルゼン(広瀬友祐さん)が一見サイズ的に普通にみえるほどでした。去年の井上さんの歌も素晴らしかったけど、ビジュアルでバーン!も良いですね。
カーテンコールで投げキッスをしていましたが、キャー!と歓声が上がりました。
きっと何人か黄泉の国へ旅立っています。

やっぱり何度観ても良いものは良いですね。
また再演すると思いますが、そのときはもう少しチケットが取りやすくなったら良いな。