スーパーライトファンのヅカ観劇備忘録 -32ページ目

スーパーライトファンのヅカ観劇備忘録

宝塚歌劇団スーパーライトファンのブログです

先日、緒月遠麻(キタロウ)さん出演 末満健一さん作・演出「天球儀」を観てきました。
元モー娘。やニンニンジャーも出演していたので、若干年齢層は若めでしたが、いろいろな世代のお客さんがいました。
ところで紀伊国屋ホールは無料貸出のクッション必須ですね。
あるとなしではお尻の痛みが全然違います。

2時間の山荘ミステリー。
SF設定で少し重い話ではありますが、笑いどころも多く楽しめる作品です。
人によって感想が違いそうなので、深く考えすぎない人なら友人や家族と行った方が楽しめるかもしれないです。

★以下ネタばれてます★
重要そうな箇所は薄字にしますが、内容を知らない方が楽しめる作品だと思うので
これから鑑賞される方は読まないことをお勧めします。

人が死なない山荘ミステリー。
あっさり楽しむこともできますが、解釈によっては人が死にます。
死ぬとは何か、自己とか何かを考えることもできます。
脚本はよくできてるなーと思いましたが、細かいところが少々気になってしまいました。
人の記憶を司る人口脳のスフィアが、重要という割に雑すぎないかと。
手を合わせた指紋認証と本人の意思確認で人の全人生をのぞけちゃうとか(小中学生とか遊びまくりそう)、
遠隔で記憶の改ざんできちゃうの?!しかも院生で?!とか
カウンセラー役が持ち歩くほど重要なスーツケースがなぜあっさり空くのかとか
音楽は脳内ダウンロード可能なのに、エログラビアは健在なのかとか…など。

ただコナンくん読むときみたいに、細かいことを気にしないなら充分楽しめます。

余談ですが、宝塚はその辺おいしいな~と思います。
よく考えると???といった脚本や、主人公やヒロインの言動が時々ありますが、
ジェンヌの美しさとキラキラの衣装とショーで、最後には「いいもん観たわ!」という満足感に浸れます。
ストレートプレイだと、その辺が顕著に出てしまう気がします。
各登場人物の裏設定もありそうだし、どちらかというと小説向きの話だと思います。

登場人物7名、全員皆さんそれぞれ個性があってよかったです。

個人的お気に入りは松本慎也さん演じるマッシュ鏑木。
ずるいキャラです。サービスライブも観れてお得です。
でもパンフを見たら普通にイケメンでした。さすが3股。

キタロウはアラフォー(多分)の役。
髪の毛を横結びにたらして、ヒールもはいてガウチョパンツの似合うすっかりステキな女性でした。
背はかなり高かったですが、やっぱりスタイル抜群です。
ちょっと体育会系で、物事をはっきりいう女性。
ただ推理小説オタクで事件にはしゃぎ、居合わせたイロモノタレントのマッシュ鏑木にキャーキャーするミーハーで実は2人の子持ち。
物語のキーになる人ではないですが、キャラクターと相まって話を進めていく役割。
比較的重めの話の中で、見事なコメディアンヌでもありました。

元男役スターですが、子持ち設定が意外なほど似合っていました。
ラストのソファに座りながら、グラビア眺めて「お見事!」とアイドルを評する貫禄っぷりがステキ!
カッコいい女性役やシリアスが合うと思ってましたが、明るいおばちゃん役も観てみたいです。

予定が合う限り、またキタロウ舞台観にいきたいです。