【観劇感想】北翔海莉コンサート Alrai やっぱりみっさまは流石です | スーパーライトファンのヅカ観劇備忘録

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元星組 北翔海莉(みっさま)コンサートツアーAlraiに行ってきました。

退団後すぐに活動を始めて、何かしら観たかったのですが、期末期初で予定が合わなかったり、

さすがに豪華客船には乗る余裕がなかったりで、ようやくでした。

 

コンサートは2部構成で、第1部がショーを中心としたもの、第2部が歌を中心としたもので、15分の休憩を挟みアンコールも合わせ2時間強、ずーっと北翔ワールドでした。

 

約1200人が入る会場が満席で、普段の宝塚のファンよりも年齢層はちょっと高めでした。

ペンライトがあちこちで光ったり、みっさまハッピやパーカーを着た人も居て、大劇場との違いにはじめ「?!」となりましたが、後述しますがこれはこれで楽しかったです。

やっぱり歌も踊りも上手く、満足できました!

 

まず1部はショー。みっさまのしなやかで丁寧なダンスは健在でした。

男性ダンサーもいたのですが、時には男性よりもかっこよかったです。

 

そして気に入ったのはやはり第2部の歌でした。

私が観た回のセットリストは以下の通り。

・桃色吐息

・百万本のバラ

・サントワマミー

・思いが重なるその前に…

・花

・ラブストーリーは突然に

・いい日旅立ち

・熱視線

・天城超え

・浪漫飛行

・みちこのずんどこ(アンコール)

 

平井堅、小田和正、夏川りみ…などなど難易度の高い歌も多いですが、さすがのみっさま。美声で披露してくれました。聞く前は「浪漫飛行」等、キーの高い男性の歌が合うと思ってましたが、「桃色吐息」を聞いてびっくり。いいじゃないか!女性のボーカリストの曲がとても良かったです。

元々優しい声質なので、冷静に考えれば納得。個人的に一番好きなのは「サントワマミー」でした!

 

一番拍手が大きかったのは「天城越え」。これもよかったです。

ただし石川さゆりと同じと考えなければ。

完全に個人の思い込みですが「天城越え」は女のドロドロした情念の歌。直接的な表現がない分、余計に艶めかしく、紅白で観るたびに、これは公共放送で流してよいのか?と思うNo1エロソングです。清く正しく美しくの正反対。

これがみっさまが歌うと、隠れ宿の情景ではなく、リュック担いでピッケルもって冬山に挑む姿が浮かびます。アルプスに「天城」という難航ルートがあるイメージ。

何を言ってるか自分でもよくわかりませんが、別の感動を覚えました。

尚、歌は迫力もあって、文句なしに上手いです。

 

そして謎ソング「みちこのずんどこ」。

観客と一緒に振り付きで盛り上がろう!という趣向でした。

一人鑑賞のテレもありはじめはまったく乗り気ではないのですが、みっさまの巧い盛り上げと、ハッピを着たおば様達を見ているうちになぜかノリノリになり、最後は頑張って踊りました。みっさまのパワーもすごいが楽しそうなおば様達のパワーも感じた面白空間でした。

 

全般的に満足度は高かったです。でもやっぱり舞台でのみっさま、みてみたいです!

そしてこれだけ歌えて動けるなら良いものみせてくれるはず!!