1日目の午後
船で今回一緒に旅するみんなと合流した後、ライフベストの使い方や国立公園内でのルール説明を受け、早速またボートを降りてサンタクルス島のハイキングに出掛けました。
ここはガラパゴス諸島の中でも2番目に大きい島で、人が住んでいだりホテルがあったりします。街中だけ見てると何の変哲もない普通の南の島に見えました。
車で30分程走ると、標高500m程の所にある公園に到着しました。
結構蚊がいるので、ハーフパンツで来た人はかなり刺されてました。
うっそうとした森の中を15分位歩くと、すぐに断崖絶壁が広がっています。
ここは大昔、火山のクレーターだった所です。
非常に大きな噴火によってトンネルの様な穴が作られ、何万年も掛けて浸食されながら今の形になったとの事。どれだけ昔の事かは分かっていないそうです。
ここにはダーウィン・フィンチと呼ばれるスズメ位の大きさの小鳥が沢山います。
↑これはホワイト・ダーウィン・フィンチ。
食べる餌の種類によって13の種類に進化しています。
体の色やくちばしで見分けられるらしいのですが、色以外は非常に細かい違いの為、目視するのは難しいとの事。
↑目の周りが青いガラパゴス・ダフと呼ばれるハトみたいな鳥も沢山いました
そして、ここにはガラパゴスオリジナルの植物も自生しています。
コーヒーの木の仲間
葉っぱの形がユニークな植物
もみの木みたいな草等など・・・。
何か漫画の世界に来た様にヘンな景色が、今までの発想を覆してくれそうな予感がしてきました
この日は先程まで雨が降っていたので凄く水々しい森の姿を見る事が出来ました。
この木や、一緒に寄生している藻みたいな植物は雨水を根や葉に貯め込んで少しずつ土に戻してくれるので森の環境を保つのに非常に役立っている重要な存在だそうです。
帰りにサンクリストバルの町で1時間程お土産物を見る時間があったのですが、どこもびっくりする位微妙~~な品ばかり。
Tシャツも、これ持って帰ったら絶対着れない様なデザインしかなく・・・
世界的に有名な観光地でここまでお土産がイケてない所も珍しいなと思いました
せっかくみんなお土産買うのにもったいない。
チャールズ・ダーウィン通りをチャールズ・ダーウィン研究所がある方向にず~っと歩いていくと、ちょっと高級なお店が並ぶ所に入るのでそこはまぁまぁでしたが、かなりいいお値段でした。
ロンサム・ジョージ.coと言う唯一のお洒落Tシャツのブランド店があったのですが、女性物のTシャツで40ドル、男性物だと50~60ドル位します。
これは欲しかったのですがギリギリの現金しか持っていなかったので断念・・・
と言う訳でビーチサンダルだけ買って、駄菓子屋でアイス買って過ごしてました。
この日唯一のプチショックでした。