月刊ビーパンプ  2021 - 6 - 脂肪燃焼 | ど田舎ジムのブログ

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脂肪燃焼とは❓

 

IRONMANまとめ

 

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ダイエット系サプリは、ドラッグストアなどでも手に入れることができる。

 

しかし、中には薬事法を無視したり、誇大なキャッチコピーで混乱を招くものが多いのも事実だ。

 

前提として、ダイエット系サプリは「これを飲むだけでやせる」という魔法の粉ではないということを覚えておこう。

 

ダイエット系サプリは、いくつかのカテゴリーに分けられる。

 

最初のステージは「分解」だ。

 

人類にとって体脂肪は蓄えであり、飢餓を乗りきるための大事な機能だった。

 

しかし、蓄える必要がなくなった現代においても、その機能があるため「分解」のハードルが高いのだ。

 

日常的によく体を動かす人ほど分解のハードルは下がると考えていい。

 

日常であまり体を動かさないという人は日常を見直し、分解を助ける素材を取り入れよう。

 

分解の代表は「カフェイン」だ。

 

ほかにカテキンやコレウスというハーブがある。

 

 

次のステージは「運搬」だ。

 

脂肪が分解されると、脂肪酸となってエネルギーになりやすい形状に変わる。

 

この脂肪酸を脂肪燃焼工場であるミトコンドリアに運ぶ必要があり、それには「許可証」のようなものが必要で、これもハードルがある。

 

運搬機能は誰でも持っているものだが、年齢とともに運搬に必要なアミノ酸の合成能力が衰えてくる。

 

今までと同じように食事を制限し、同じように運動を行っているのに思うように体脂肪が落ちないという人は運搬の素材を取り入れよう。

 

運搬に必要な許可証は「カルニチン」だ。

 

カルニチンは必須アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されるのだが、この合成能力が衰えてくる年齢になったらカルニチンを摂らないと不足してくる。

 

 

分解、運搬ができたら、いよいよ次のステージは「燃焼」だ。

 

燃焼が止まると運搬も止まり、脂肪は元の場所に戻ってしまうのだ。

 

「燃焼効率」を高めることも、ひとつのハードルになる。

 

燃焼効率を高めるものには、リノール酸の一種である「CLA]や、果物の皮のエキスであるHCAなどがある。

 

ただ、燃焼はトレーニング内容によるところが大きい。

 

インターバルを制限したり、レップ数を変えるなど、常に新鮮な刺激を得られるように工夫しよう。

 

これらの一連の脂肪燃焼を促すものとは別に、体内の吸収効率を落とす「ブロック系サプリ」がある。

 

代表的なものは食物繊維だ。

 

「脂肪の吸収を抑える」と謳うトクホの飲料には、難消化性デキストリンという消化されにくい水溶性食物繊維が含まれている。

 

ほかに、カニの甲羅から抽出される「キトサン」や、糖の吸収を抑える白いんげん豆の成分などがある。

 

ブロック系サプリの注意点は「食べたものをなかったことにする」ものではないということだ。

 

ブロック系サプリ全般に言えることで、食事会やパーティーがある日などに活用するのはいいが、日常的に摂るものではないという認識は大切だ。