筋トレ器具紹介
トレッドミル 3台
最高速度20km/h 最大傾斜15% 使用体重制限180kg
ジムといえばトレッドミルでしょう。
大手のフィットネスクラブなど、壁一面にトレッドミルが並んでいる光景は圧巻です。
そのようなフィットネスクラブでは、筋トレはほどほどにトレッドミルをメインに利用している人も多いようです。
ジムやフィットネスクラブに通っていない人でも、健康やダイエットのためにと、ウォーキングやジョギングを日課にしている人もいるでしょう。
ダイエットを決意すると、多くの人がウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を開始します。
それは間違いではありませんが、カラダづくりのために行うならいくつか注意しなければならないことがあります。
やり過ぎない
私たちの体は環境に適応する能力をもっています。
頻繁に1時間を超えるような低強度の運動(ウォーキングやジョギング、水中でのウォーキングなど)を続けていると、体がそれに適応するように働きます。
長時間の運動を可能にするために、私たちの体はまず「筋肉を減らす」ことで適応しようとします。
筋肉が多い体は消費するエネルギーが多いため、この低燃費の筋肉が不要と判断するためです。
実際、トップアスリートの体を見てみるとマラソンや競歩など、競技時間が長い種目の選手ほど細い体をしています。
対して、短距離走や投てきなど、数秒から数十秒で全力を出し切るような種目の選手は筋骨隆々な体をしています。
健康やダイエットのためにと、筋肉を減らしてしまえば本末転倒です。
頻繁に長時間の有酸素運動を行って、筋肉を減らしてしまえば様々な問題が起こります。
筋肉が減ってしまえば基礎代謝が低下し、やせにくい体になってしまいます。
体温調節能力も低下し、のぼせたり冷えたりするようになります。
血流も悪くなり、肩こりや腰痛なども現れます。
ケガの治りも時間がかかるようになり、肌のハリもなくなっていきます。
健康やダイエットを意識するうえで最も重要なのは「筋肉を減らさない」こと。
できるならわずかでも筋肉を増やすことが重要です。
また、ダイエット中の人で、思うように体重が減らないからといって、有酸素運動を増やすのはやめましょう。
ダイエット中に過度の有酸素運動を行うと、フラットでメリハリのないコンディションに仕上がる可能性が高まります。
カラダづくりで有酸素運動を取り入れる場合
筋トレ前のウォーミングアップとして5~15分程度行います。
全身の血流を高め、心拍数を上げておくことでケガの予防になります。
筋トレ前に30分を超えるような有酸素運動を行ってしまうと、脂肪燃焼、筋肉量増加のどちらの効果も半減します。
有酸素運動を行うなら、筋トレ後に行います。
筋トレでは主に糖がエネルギー源として使われます。
筋トレ後、体内の糖が空っぽになった状態で行うと、体脂肪が効率的にエネルギー源として使われます。
ただし、筋トレ後に有酸素運動を行う場合でも注意が必要です。
ここで息が切れるほどの強度で行うと、筋肉を消耗、消費しやすくなってしまいます。
筋トレ後に有酸素運動を行う場合は、低強度から中強度で10分から30分程度行えば十分でしょう。