「CQペット21」(^。^) | 「びーわん」のブログ

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「びーわん」は、YAMAHAのアンプ「B‐Ⅰ」に由来します。
主に1960~70年代の音楽をアナログで聞いています。
来訪の際は、コメントもお願いします。

 
先日は、私のオーディオへの「芽生え」について
エピソードをお話しました。
 
多少は、電気関係に興味がないと
そう簡単にはオーディオ道には入らないわけで(^^;。
 
いくら先輩のプッシュが強くても当時の私は、クルマ命!
しかし、クルマ命とは言っても暇な時は、
トランシーバーに灯を入れていました。
HF帯のアマチュア無線用トランシーバーです。
 
 
 
 
時は、1960年頃。私が小学校に上がったばかり。
TV映画でこんなのが放映されていました。
 
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当時お決まりのヒーローものです。
ヒーローが口にする「シーキュー、シーキュー」というのが、気に入って
畦道を「シーキュー、シーキュー」と意味もわからず連呼して走り回っていました((笑)。
 
今思えば、ハム免許を持った主人公の探偵が、
トヨペットに乗ってHF帯21MHzの移動局を運用して、
悪漢を懲らしめる。
超トレンディーな物語です。
 
「CQペット21」まんまタイトルですね。
 
こういう幼児体験?が尾を引いて
小学校の高学年から中学校は、お決まりのラジオ少年。
ラジオ、アンプ、ワイヤレスマイクを作っては壊しの繰り返しでした。
 
中学校に入って本当のCQの意味を知り、
アマチュア無線に興味が湧いてきました。
 
当時は、ラジオ少年もゴロゴロいましたが、
高校生位の年齢になるとアンカバー(無免許)で
電波を出す先輩が多くいました。
 
Kwクラスのハイパワー局です。(モグリの)
私は、真面目にCQ誌とか読んで
免許取りたいなぁ、無線機欲しいなぁと思い続けていました。
 
当時のCQ誌には、ドン・ガバチョでお馴染みの
藤村有弘OMのリグ(機器)がよく紹介されていました。
 
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コリンズのトランシーバーがかっこよくて欲しくて(^。^)。
 
で、高校に入って部活もそこそこ、学問もそこそこに。
独学で勉強して、受験に隣の広島県まで行きました。
 
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どうにか合格し、免状を頂きました。
開局は、簡単に出来る10W申請。
で、機器は?
事前に買ってました~(^_^;)。
憧れのSSBトランシーバー、外付けVFO付き。
TRIOのTS‐510Xです。
お年玉等の貯金を全て卸して。
 
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当時の高校生には、バチが当たりそうな高額商品!
 
そうです。私は、カタチから入る性分なんです。
 
釣りでもそうです。
最高級の竿とリールを先ず買う。
そちらの方が愛着も湧きますし、上達も早い!
 
スッカラカンになったので、アンテナは、1/4λの2エレの八木アンテナを。
14MHzで出ていましたから、全長5mのエレメントは、
細い竹にアルミホイルを巻きつけた自作でした。
 
目の前は海ですから、10Wでも世界中と楽に交信出来ていました。
熱中して、約1年半。就職も決まりました。
そうすると新たな誘惑が。
バイクとクルマでした。
CB750Fourか、カペラREか?
 
と、まぁこんな経過があってオーディオ道に入った訳ですが、
ハム免許の受験の際に凄く緊張したことがあります。
 
心臓がバクバクなって(^^;
綺麗なお姉さんがいたとか?違います。
 
広島駅から試験会場までの生まれて初めて乗るタクシー。
テレビでは「お釣りは要らないよ」って大人は言っていまてす。
 
さぁ、お釣りはどうしたらいいんだろう?
貰うのは恥ずかしいことなのか?色々考えました。
 
 
到着して運転手さんに料金を渡したら
「はい、お釣り」と言ってお釣りを渡されました。
 
よかった~~ヽ(*´∀`)ノ。
 
 
この出来事で無事に合格出来たのかも知れません(・・;)。