こんにちは はちです。

 

前回の『「賢いね。」と誰からも認められる知性の話』はどうでしたか?

 

新しい体験を日々経験して、具体的事例を増やすということでしたね。

毎日はきついので、週1でも月1でも、当たり前の基準が変わって「賢いね。」「よく知ってるね。」って言われるようになりますよ。

実は何もしていなかった私が就職して『やらないだろう』ってことを意識的に経験していたら「よく知ってるね。」って言われるようになった実体験からのオススメの方法を紹介しました。

『賢いね。』と誰からも認められる知性の話

 

あなたは知性があると胸を張って断言できますか?

 

さて、今回は『人生で求められる21の能力』7つ目です。

 

 

7.分析


質問・量的なデータを構造化し処理できる。そこから洞察力のある結論を引き出せる。

 

文章だけ読むと数学や統計学の知識が必要そうで「私には無理」って言う人と、「俺に任せろ」って人に分かれると思いますがそれぞれ注意しておいた方がよいです。それは実社会で使用する統計は計算ができればいいというだけではなく、世間一般の知識が重宝するからです。

 

結果と現実を見極める

 

まず統計を使わずに数値だけでA社とB社の売上の違いを見てみます。

A社 4月 1100万 5月 1000万 6月 900万

B社 4月 700万 5月 1100万 6月 1200万

 

売上額はA社とB社はともに同一

A社はひと月ごとに売り上げが減少

B社はひと月ごとに売り上げが増加

 

そもそも、なぜ売り上げが上がったのか、そしてなぜA社の売り上げが下がったのか?

営業?広告?SNS活用?など宣伝に力を注いだか注いでいないかの差かもしれません。

 

では、利益率はどうでしょうか?

人件費、光熱費、土地代などを差し引きすることで純利益を導き出した結果

A社とB社どちらが純利益が高いのでしょうか?

従業員の差、光熱費の差、土地代の差を考えると

3か月間の純利益がA社が2100万、B社が900万となるかもしれません。

 

他にも売上の上昇率から言えばB社は今後も上昇する可能性があるのか?

広告費を欠けて一過性の効果だけを求めた場合は上昇する可能性は低いです。

いくつか企画を挙げなければB社の経営は危険ですよね。

かといってA社も問題ないとは言えません。

売上は下がっていますもんね。

統計を使うまでもなくこれくらいのことは示唆できます。

後は世間の大まかな流れとリンクさせ、あなたの意見を述べるだけです。

 

統計を利用できる人は統計の知識を利用して、問題を解決しようとするかもしれません。

実際に統計を使うまでもなく、論文を引用して事例を提示する方法をとるかもしれません。

しかし、ここには問題があります。

 

サンプルの絞り込みを妥当に行えているかということです。

 

例えば、A社の商品を買った100人とB社の商品を買った100人に対してアンケートを取った時の満足度を比較しようとしたときに、あなたはアンケート結果だけを比較しますか?

比較する前に、年代、男女差などのサンプルのばらつきを最小限にしなければA社とB社を比較することができません。

 

当然、同年代(可能であれば5歳や10歳以内)、同性を比較した方がいいに決まっています。

とはいえサンプルが集まらずにごちゃまぜに比較した結果、内容のない結果になることがあります。この場合はいくら洞察をしようとしても良好な結果が得られることはありません。

 

統計を知っているとサンプルのばらつきのおかしさがわかるかもしれませんが、世間一般の感覚を持ち合わせていなければ、改善するための方法を導き出すことができません。

 

結果と現実を見極め改善策を導き出す力として洞察力と背景まで見通せる力が必要になります。

 

話が長くなってきましたが、

いつものように対応を考えていきますね。

 

 

面接の場合

 

上記で説明したようにサンプル、売上、純利益等を比較して経営について冷静に判断していけば何ら問題なく解決できるはずです。

ポイントは各職業によるデータ利用の必要性の違いを把握することです。

 

経営であれば集客、

会社員であれば企画力

医療者であれば統計を利用した評価力

 

職種によって異なるため、何が求められているのかは面接の前に想定して置くことをオススメします。

 

 

実習、新卒生の場合

実習や新卒として数カ月関わる場合は、実務が必要になります。

実務の中で体験していくことが一番手っ取り早いですが、問題があります。

 

経験を重ねれば重ねる程、また専門性の高い分野であればあるほど世間一般には理解されなくなります。そのため世間から理解されなくても、データと向き合う覚悟とあなた自身に続けることの価値を見出しておく必要があります。

 価値がないことを分析し続けることは本当にきついです。だからこそ自己満で終わらずに自己満以外の価値がないか自問することも必要になります。

 

「わけもわからないことを私はしないから大丈夫だよ」

 

と思っていても、知性が増えデータを見ることができるようになればなるほど、自己満になりがちです。自己満状態になってしまうと気づくことができなくなるので、自己満になっていないか常に思考を巡らせることをオススメします。自己満になりそうなときは友人や上司へ意見を聴き素直に受け入れましょう。自己満状態の時ほど人の意見を聞き入れることができなくなっていますよ。


今回も長々と話してきましたが、

 

統計的知識と一般常識をかけ合わせることで、

問題解決の洞察力が磨かれる。

 

言葉にすればこれだけです。

これだけで、分析ができると認められます。

以上が自己満で終わらないデータ分析方法です。

 

次回は『ディテール』について話していきますね。