自分が友人や某高校の部活動生を施術する中で毎回思うことがある。
その場では良くなっても時間が経てばまた同じ症状が出ると悔しい、と。
それじゃ一時的に痛みや機能不全がなくなった喜びと治療してもらった感のある慰安でしか無いんじゃないかと思うと、自分の無知・無力さを痛感する。
ただ、それが動力源にもなる。
ここ最近思うのは、僕が触った・指導した患者が戻って来ない事がその人にとってのリハビリテーション(以下:リハ)は成功したんだと思う。
リハに成功があるのは知らないけど。
もし自分が患者だったら、何回も病院や整骨院に行くのはお金も時間も環境変化も嫌だ。
そもそも患者として行く病院は嫌だ。自分の時間で生活が出来ないから。
だから僕がやりたい理学療法・リハは、その人が入院前より120%の状態で家へ帰るor家で出来る限り自由に暮らすための機能回復と環境適応を果たす。
入院前が100%だとすると、その状態でケガ・疾患になっているのでそれで帰っても戻ってくる可能性が高い。医療は保険費や財政面の問題もあるが、そんなのより患者の想いを考慮すると、リピーターを作るべき職業ではないと思う。
そのためには、最低でも理学療法士は理学療法の知識も技術がないとダメだ。原因にしっかりアプローチをし、予後や環境も考えて治療法を進めていかなきゃいけない。
ただ、問題はその後の生活。入院期間なんてその後の生活期間に比べると何倍も長くて、何百倍も生き甲斐がある。
つまり、病院で120%回復させて家に帰ったとしてもその後の生活がフォロー出来ていないとその人の健康寿命の期間が減る。
健康寿命が減るとやりたいことが出来る期間が短くなるかもしれないし、大切な人といる時間も短くなるかもしれない。
そう考えると、生活期で理学療法士が介入することで健康寿命を延ばすことができるかもしれない。
そのためには、人と人、技術と技術を繋ぐことが必要だと思う。
つづく