まず、GKもバレーボールやバスケットボールもですが、指の障害(俗に言う突き指や骨折)についてですが、まず大切なことは、突き指と簡単に判断しないことです。

必ず整形外科で診察を受けてください。

そして、骨折の場合には、絶対に固定して回復するまでGKは出来ません。

また、靱帯の断裂も考えられるので、必ず最初は骨折と同じ応急処置をします

痛みが和らいで、トレーニングを再開するときに、テーピングをします。

このとき注意してほしいのは、1本だけをテーピングする時に指を伸ばした状態でテーピングしないことです。

指を、軽く曲げた状態(ソフトボールを握っているくらいの角度でテーピングしてください


あと、他の指を怪我をした指の支えとします

ここで、2本を一緒にしてしまうのではなく、2本を開いた状態で外側をゆるく巻きます

次にその真ん中をテープで止めます(蝶ネクタイみたいになります)

1本で心もとない場合には、他のもう1本とも同じようにします

また、怪我をした上下を止める場合もあります

こうすることによって、普通と同じように指を使うことが出来ます


GKは、グローブをしますが、こうしたらグローブがはけないじゃないかという声がありますが、グローブを使ってトレーニングをしたり、試合をしなければならない場合は、指を1本でテーピングしてからグローブをはきグローブの上から2本を蝶ネクタイのようにするテーピングをします。

こうしても、直接テーピングしたのとあまり変わらない効果が得られます

今まで何回かこうして試合をしたことがありますが、あまり違和感はありません


GKは、ラグビーと同じようなトレーニングが必要です。

特に首回りの筋肉を鍛える必要があります。

相手との接触で手でガードをすることが出来ないのと、地面に落ちる衝撃は想像以上です

頭を打ったり、首に違和感を感じたら、自覚症状がなくとも整形外科を受診しましょう


次に多いのが、肩の障害です。

肩の場僕や脱臼が多く報告されています。

腕というのは思った以上に重いので、腕を下げた状態は取らないようにしましょう

三角巾等で下から吊り上げてください。

また回復期に入って、トレーニングを開始するときには、腕の先のほうからテーピングで吊り上げてください。

また、肩甲骨回りの筋肉が萎縮している場合があるので、広背筋を腕を上に上げた状態で、マッサージで十分に揉み解してやることが必要です。

実際、GKC級の講習会のとき、肩を痛めて腕が上がらない状態だった参加者を、30分くらいマッサージしたところ、次の日肩が動くようになり、プレーをすることが出来ました。


怪我は、GKに付き物ですが、怪我をしないようにするほかに、対処する知識を持っていれば、より良いプレーをする基礎になると思います。


次回は、高校のときのお話です


現代人は目の能力が衰えているといわれています。

アフリカのマサイ族や、モンゴル人の中には、視力16以上という人も居るそうです


特に今、衰えているのが、ピントを合わせる能力

サッカーに例をあげて言うと、ボールの落下地点の判らない選手がいます。

そんなに下手ではないのに、大きいボールの落下地点がわからない選手

このタイプの選手は往々にして遠くから近くに物が移動してくる速度に対して、ピントを合わせる能力が追いついていないのです。

いくらTVゲームで早い動きに対して目が付いていくとしても、ピントの位置はモニターの表面だけです。

そういう選手には、ピントを合わせる能力のトレーニングをさせます

これは簡単です。

腕をまっすぐに伸ばして、親指を立てまず遠くを見ます。

次に、親指の爪を見ます。

また、遠くを見ます

これを片目10回ずつ、両目20回行います

実際やってみるとピントが合うのに時間がかかることがわかります。

これを、毎日行います。

2週間ぐらいで効果は出てきます。

老眼の予防にも良いそうです(笑)


次に、夕方や曇りの日に活躍できない選手っていますよね

こういった選手は、コントラストの識別能力が低い選手が多いです

野球選手でも、夕方になると、フライをバンザイしたり、なんでもない球を空振りしたりする選手です。

そういった選手には、専用のトレーニングシートがあります。

ない場合には、隠し絵の本や、近視トレーニングの本でもよいそうです

先ほどのトレーニングを少し暗い夕方に行っても効果があります


あと、周辺視や、動体視力、視野など、運動と目の問題を書いていたら、1冊分厚い本が出来てしまいます。


この次は、agkさんに役の立つ、GKの怪我の対策とテーピング怪我の治療について書きます

最近は自慢話ではなくなっているので、役に立つブログになってると思います



このようなトレーニングは、沢山ありますが、その中でも簡単なものをいくつか紹介していきます。


目で見て判断を要求するもの


○おそ出しじゃんけん

 じゃんけんを普通にします。普通じゃないのは、片方が1秒後に出すことです。

 遅く出すほうは、必ず勝つ、アイコ、必ず負けるなど条件を変えて、右手と左手両方行います


○色々ボール

 色が違うとか模様の違うボールを何種類か用意します。

 例えば、赤・青・黄色の3種類があれば、赤のボールは左手。青のボールは右手で取ることを約束とします。

 子供が目で見て判断して捕る手を変えていきます

 赤いボールを右手のほうに投げたり、リズムを変えたりします

 慣れてきたら、ボールを3個にして黄色だったら両手で取るというようにしていきます

 どの色が投げられているのか判らないようにするのがこつです


○よく見てダッシュ

 よくウォーミングアップでダッシュをしているのを見かけますが、ほとんどが音に対しての反応で走り始めています

 これを視覚に対する反応に変えます

 最初は、ホイッスルがなったとき、他のコーチが体の色んなところを触ります。

 頭だったら右足からダッシュ。腰に手をやったら左足からダッシュ。膝に手をやったらジャンプしてからダッシュ

 つぎは、ホイッスルが鳴ったら複数のコーチが手を上げます。その数に応じてダッシュの仕方が変わります。

 1本だったら普通のダッシュ。2本だったら前転してから。3本だったらサイドステップ。0のときはバックステップ

 大体4種類くらいでしたら子供でもおぼえていることが出来ます。

 これは、実際に手を上げるときまで誰も何の種類をやらなければいけないかわからないので、順番が来ない子供も集中しています。間違えたことをやった子供には、簡単なペナルティーを与えてもいいです。

 複数のコーチを探すことで首を振って状況を判断するトレーニングにもなります


次は、もっと低学年向きのもの


○この木なんの木

 周りに木が沢山ある場合、木の格好を表現してその気がどの木かを当てる

 何人かグループで、その気の周りにあるものも表現してグループ同士であてっこをする

 表現するのは木でなくても車でも、家でも動物でもなんでもOK

 運動要素としては余りありませんが、たとえば、コーチのやっているプレーを見てその通りに体を動かす、コーチの動きを覚える真似するといった能力が上がります


○まねっこまねりん

 コーチのやっていることをみんな一緒に真似します

 最初は、ボールなしで色んな動きを真似する

 次にボールを使って色んな動きを真似する

 和ませるために面白い顔の表情なんかも良い

 動きをそのまま表現することで、練習のコーチのデモンストレーションを自分で同じようにプレーするための能力が身に付く


サッカーのトレーニングとして行うものは、まだまだ沢山ありますが、あまりやられていないものを紹介しました

こういったものを練習の合間や、低学年のうちに行ってください

そうすると、スキルの学習能力が上がります。

また、試合中の判断能力も上がってきます

次回は、目の能力について