話せばわかり会える♪ | 親子の笑顔を大切にしたい~♪

親子の笑顔を大切にしたい~♪

不登校・ひきこもりのお子さんをもつ保護者の方に、
伝えたい事や気づいた事、わかちあいたいことを届けます。

初詣の帰り、お昼はお弁当にしようと思い、
子どもも食べるかどうか確認の電話をかけましたが、出ませんでした。

お母さんは、
「どこかに出かけているのかしら・・・まぁ、家に居たら
お弁当を分けて食べればいいわ」
と、ご主人と二人分を購入しました。
ほどなく、子どもさんからメールが入りました。
慌てて電話をかけてみたら
「ふざけんなよ~」と怒鳴られ、ガチャっと切られました。

お母さんは、
「何なのよ? 一緒に食べるかどうか電話をかけたのに・・・
 感じ悪いじゃない?」
と腹立たしく思いました。

息子さんは帰宅してからも、怒っていて、
すぐに自室に入ってしまいました。
お母さんは、「私が何をしたっていうの?」と思いました。
が、少し冷静になって、振り返ってみることにしました。

息子さんのところに行って
「ごめんね。お母さん、タイミング悪いときに電話をした?」と
訊いてみました。
しばらくは怒っていた息子さんでしたが、
入浴後、いろいろと事情を話してくれました。
お母さんから電話があったとき、子どもさんは電車に乗っていたのです。
予期せぬ電話に、何があったのだろうと心配し、
わざわざ降りて、お母さんに電話をしたのですが、
何度かけても通じないので、再び電車に乗ったのです。
そこへお母さんから、再び電話がかかってきたのでした。
実は子どもさんは、こんな状況だったのです。
そこでお母さんからも、自分の事情を話しました。
すると息子さんから、
「怒ってごめんね」

お母さんは、今までだったら、頭にきて、
「せっかくこんなに思って電話しているのに・・・」
と怒ってしまい、最悪の関係になっていたんだわと思いました。

“話せば、分かり合える”
うれしい経験となりました。

めでたしめでたし。


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