親子の笑顔を大切にしたい~♪

親子の笑顔を大切にしたい~♪

不登校・ひきこもりのお子さんをもつ保護者の方に、
伝えたい事や気づいた事、わかちあいたいことを届けます。

たけし君は、大学に入学して

ほどなく通えなくなりました。
当時は、ご両親と距離を置いて

過ごしていました。

 

休学にするか、退学か、復学か。
半期に一度、その選択について

話し合う必要がありました。


そのたびにお母さんは、

自分の不安や焦りと向き合いながら、
たけし君と話すことを大切にしてきました。

 

はじめの頃は、話し合いのあとに

たけし君が不機嫌になり、
親を避けて過ごすこともありました。

 

今回、退学か復学かを選ぶ時期を迎え、
たけし君は「退学」を選びました。


この頃には、ご両親と氣軽に話せる

関係が育っており、
話し合いのあとも、

一緒に出かけるほどでした。

 

そんな折、お母さんが長期に

家を空けることになりました。
すると、たけし君のほうから

声をかけてきました。

子「洗濯機のやり方がわからないので、

教えてください。」

 

お母さんが洗濯の仕方を説明すると、
たけし君はスマホで写真を撮りながら、
一つひとつ確実に覚えようとしていました。

 

洗濯が終わったあと、
お母さんは自分が干して

しまおうと思いましたが、
念のため声をかけてみました。


すると、たけし君は部屋から出てきて、
一緒に洗濯物を干してくれました。

干し方は、とても几帳面で丁寧。


その姿を見て、お母さんは、

はっと氣づかれました。

 

☆~~~~~~~~~~~~~~☆
 私が先回りしてやらないこと。
 やってほしい時に、
 押し付けるように

 放り投げるのではなく、
 「一緒にやる」ことが

 大事だったのだと、
 今さらながら、わかりました。

☆~~~~~~~~~~~~~~☆

 

初めてのことは、

要領がわからなくて当然です。
お母さんから見れば当たり前のことも、
丁寧に教えてもらって、

はじめて「わかる」ものです。

 

一緒にやることで要領をつかみ、
「次は自分でやってみよう」

という氣持ちが育っていきます。

 

お片付けも、お掃除も同じです。
最初は一緒に取り組むことで、
その人なりのやり方が身についていきます。
年齢は関係ありません。

 

自立が大切だからと、
最初から一人でやらせようとすると、
結局、何もできないまま時間だけが過ぎ、
親の心に不満が残ってしまうこともあります。

 

まずは、一緒に。
楽しみながら。
同じ時間を共有しながら。

その過程で、子どもが

自分の力を信じて歩き出す、
 

信じられるといいなぁおねがいラブラブ

 

 

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子どもが家庭で穏やかに過ごせたら、
少しずつ氣力が戻り、
「やってみようかな」という気持ちが

芽生えてくるのでは――
そんな願いから、
夫婦仲を良くしようと

努力される方もいらっしゃいます。

 

また、
「夫婦で同じ方向を向かなければ」と思い、
本当はまだ納得できていない

氣持ちを抱えたまま、
無理に合わせようとされる方も

いらっしゃいます。

 

夫婦が仲良く過ごすことは、
穏やかな家庭を築くための手段の一つです。
けれど、それだけが唯一の答えではありません。

 

「夫婦仲良く」という形にこだわりすぎて、
親自身の心が苦しくなってしまっては、
家庭の空氣も張りつめてしまいます。

 

まず大切にしたいのは、
親自身が、自分の心を大切にしながら、
少しでも穏やかに過ごせること。

 

そして、
お母さんと子どもたちとの間に、
安心できる信頼関係を

育んでいくことです。

 

不登校やひきこもりという時間を

過ごしていても、
子どもは決して

何もしていないわけではありません。


自分の内面と向き合いながら、
物事を深く考え、

感じる力を育てています。

 

その姿を信頼しながら

関わっていけたら、
それだけで子どもの心は、
少しずつ落ち着いていきます。

 

無理にパートナーに合わせて

仲良くすることよりも、
違いがあることを認め、
パートナーを尊重している姿勢こそが、
子どもにとって大きな安心になります。

 

安心できる土台が整うと、
氣力は自然と戻ってきます。


「こうでなければ」

という一つの考えに縛られず、
ご自分の心を大切にしながら、
家族との心の交流を

大切にしていただけますようにおねがい虹

 

そのあたたかな関わりが、
穏やかな家庭へと、

ゆっくり変わっていきますおねがいラブラブ

 

 

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子どもが元氣を取り戻すためには、
「受け止めること」

「話を聴くことが大切」と、
講演会や本、ブログなどでよ

く伝えられています。

 

それを読んで、
「やってみよう」と思われる

親御さんも多いと思います。

 

一方で、こんな不安を

感じられる方もいらっしゃいます。
受け止めたら、

言いなりになるのではないかしら。
一度認めたら、要求がどんどん

エスカレートするのでは……。

 

その不安、とても自然なものです。
わが子を思うからこそ、

湧いてくる氣持ちです。

 

その不安を抱えたままだと、
受け止めている「つもり」、
聴いている「フリ」にはなっても、
心から受け止めること、

心から聴くことは難しくなります。

 

子どもは、とても敏感です。
「本当に受け止めて

もらえているかどうか」を、
言葉以上に、空氣やまなざしから

感じ取っています。

 

「受け止める」というのは、
子どもの言う通りに動くことでも、
要求をすべて叶えることでもありません。


子どもが伝えようとしている氣持ちを、
評価せず、正さず、

そのまま受け取ること。

それだけです。

 

氣持ちよく受け止めて

もらえた子どもは、
「わかってもらえた」

という安心感の中で、
もう少し話してみようかな、
本当はこんなことも思っているんだ、
と、心をひらいていきます。

 

その中には、
親として心配になる考えや、
つい正したくなる内容が

出てくることもあります。

 

「そんな考えでは

社会でやっていけない」
「今、言っておかなければ」
そんな思いがよぎることもあるでしょう。

 

そこで会話を遮らず、
ぐっとこらえて、

まずは最後まで聴いてみてください。

 

最後まで聴いてもらえた経験は、
子どもにとって
「この人は味方なんだ」という
深い信頼につながっていきます。

 

受け止めずにいると、
知らず知らずのうちに
「正さなくては」「諭さなくては」という
親の氣持ちが前に出てしまいます。

 

社会から少し距離を置いている子どもほど、
親が本当に受け止めているかどうかを、
しっかり見抜いています。

 

「受け止める」ことから始まり、
「寄り添い」、
「話を聴く」時間を重ねていくと、
親子の間に、
ほっとできる、氣持ちのいい時間が

生まれてきます。

 

「受け止める」「聴く」は、
決して「言いなり」に

なることではありません。

 

それは、
互いを信じ合うための土台を、
ゆっくり、丁寧につくる大切な時間。

 

土台がしっかりしてくると、
子どもの氣力は上がってきます。

 

信じられるといいなぁおねがいラブラブ

 

 

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