ペダルボー道38 BOSS CS-3修理 | BED SIDE CHILI PAPER

ペダルボー道38 BOSS CS-3修理

うーむ、ペダルボー道が38弾目がありました。

もう37で打ち止めだと思ってましたが。


ペダルボー道37


さて、今回はエフェクターを修理します。

修理するのは、BOSSのコンプレッサー CS-3です。

ペダルボー道第2弾でも書きましたが、2台持ってます。


バンド活動をしていた20代、写真左の初代を使ってました。

コンプの使い方としては、音の粒を揃えるというよりも、歪みの角を取る(音を少しまろやかにする)ために入れてました。


ライブ中に初代の音が鳴らなくなり、泣く泣く2台目を購入。

ただ、初代の方が音が丸く心地よい。2代目は少し硬い音。

エフェクターも使い込めば良い音になると思う。


ペダルボー道第2弾でアウトジャックの交換を書きましたが、まだまだ使える状態にはならず。

ペダルボー道②


問題は3つ。

①インのジャックもガリノイズがでる

②電池とアダプターが使えない。

電池は電池ボックスのスナップから繋ぐと使える

が、DCジャックに繋ぐと使えない。


③インディケーターの明るさが足りない


色々調べてみると、90年代前半のBOSSのエフェクターには電圧降下回路が入っているとのこと。

なので、現行の9V電池やPSAアダプターは電圧が足りないとのこと。


ACA対応と書いてありますね。

なので、ACAのアダプターを使ってみたところ、ちゃんと使えました。


ACA式は現行では作ってないみたい。

しかし、諦めるのは早い。

電圧降下回路をキャンセルすれば使えるようなんです。


解決策。

①はジャックを交換。

②はDCジャックを交換し、電圧降下回路をキャンセル処理

③LEDインディケーターに交換


②③は画像の赤丸を交換します

パーツはこんな感じ。

総額で400円位。

全部ギャレットオーディオさんで購入。

電圧降下回路のキャンセルですが、CS-3の場合は13番と14番を繋ぐだけ(赤丸)。

裸線をハンダで繋ぎました。青い部分はカット。

ジャックも元配線通りに繋ぎ直し。


DCジャックも外して新しい物と付け替え。

LEDは足の長い方がプラス、短い方がマイナスなので、間違えないようにオレンジの線をプラスにハンダ付けしました。


ハンダ付けが終わってから確認作業。

まずは電池で繋いでみる。

しっかりインディケーターも光って、音が鳴りました。


次はPSAアダプターで試す。

こちらもバッチリ。

ノイズも無くなり、完全な状態に戻りました。

かれこれ20年振りに復活しました。嬉しい☺️


BOSSの古いエフェクターいくつも持っているけど、全部電圧降下回路のキャンセル処理しないとダメなのかな…。


では〜。