一つ前の記事でご紹介した「外在化」という方法。
イヤイヤや、イライラやグズグズを
キャラ化するなんて、
む、難しすぎる~
と思っちゃう方が大半かと思います。
だって、普段そんな会話しないですもんね。
でもですね、これ、子どもの困った行動、
例えば、かんしゃく、不登校、暴力、座ってられない、引っ込みじあんなどなどに、
向き合う時にとっても役に立つんです。
なので、もう少し補足させてください😊
子どもの困った行動って、
本人だって好きでやっているわけじゃないですよね。
自分でもどうしようもなくてやっている。
そんな時に、お母さんや周りの人が、
「あなたってそういうことをする子よね」
「あなたって優しくないわよね」
「あなたって心が弱い子よね」
ととらえると、
本人の中に”悪いもの”があることになります。
すると、
自分の中から”悪いもの”を取り出せないから、
余計に"悪いもの"が暴れてコントロールできなくなります。
なので、
お子さんの責任ではなく、
「”悪いもの”が勝手にあなたに入ってきた」
「あなたは悪くない、(例えば)弱虫のグズグズさんが悪い」
と、とらえましょう。
問題を起こす”悪いもの”を擬人化(キャラ化)して、
お子さん本人と困った行動を、分けてとらえることが大切です。
会社でも「ミスと本人の人格を分けて叱ろう」って言われますよね😉
お子さんの困った行動は、お子さんの外側にある”悪いもの”です。
お子さんに責任があるわけでも、
ましてやお母さんに責任があるわけでもありません。
「お母さんの育て方が、、、」とか
「愛情が不足していて、、、」とか
必ず言ってくる人がいますが、
耳を貸さなくて大丈夫!!
共通の敵に向かって、そいつに負けないように、
協力して知恵を絞り、立ち向かっていきましょう!!
くどいですが、もっと詳しく知りたい方は、
こちらの本がおススメです↓
子どもと外在化で話す時の実際の会話が
たくさん出てくるので、参考になると思います^ ^
*****
須山 智子(臨床心理士・公認心理師)
8月7日より、オンラインカウンセリング再開しました!
子どものこと、夫婦のこと、仕事のこと、自分のこと、
人には話しにくいこと、ちょっと話して心を軽くしてみませんか?
8月末まで、初回無料で受けられます。
心を健康に保つためのオンライン相談室
カウンセリングオフィスbeco
須山 智子 (臨床心理士・公認心理師)
info@officebeco.com
イライラしない子育てのプチヒント配信中。
お問い合わせもこちらからどうぞ^^
(画像をクリックすると友達追加画面になります)
または、「@bub8060w」で検索