アディゼロMANA
得意不得意
世の中には几帳面な人とルーズな人がいる。
お互いに良いところもあれば悪いところもある。
几帳面の人の良いところ。
それはどこか。
それは几帳面なところですね。
言わずもがな。
では悪いところはどこか。
それは几帳面さを他人に求めてしまうところ。
逆にルーズな人のいいところはどこか。
それは几帳面さを他人に求めないところ。
それではルーズな人の悪いところは？
それはルーズなところです。
当たり前と言えば当たり前な話ですが
案外それは大事な事です。
偉い人が言っていましたが
几帳面な母親ほど几帳面さを相手に期待して
夫や子供にストレスを感じさせてしまう。
同時に母親自身もストレスを感じてしまう。
自分が几帳面である事は素晴らしい。
けれどそれを誰かに求めて他人に期待した瞬間に
それはお互いのストレスになり人間関係にプレッシャーをかけてしまう。
几帳面な人、世話焼きな人、寝覚めがいい人、仕事ができる人、物覚えがいい人、約束を守る人、
得意不得意なものは人それぞれ違い、
自分は出来るけれど他人ができなかったり
他人は出来るけれど自分ができないことなんてたくさんある。
大切なのは相手に自分が出来る事を当たり前のように求めすぎない事。
自分が出来ないならなお更、期待してはダメ。
それが人間関係を継続させるためのコツなのです。
自戒も込めて。
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アディゼロSN
都市伝説
口裂け女、人面犬、人面魚、
どれもこれも結局のところウソだったりするんだろうけど
都市伝説ってのは騙された瞬間が気持ちいい。
昨日書いた「となりのトトロ」のお話も
よくよく調べたら都市伝説でした。
やられました。
お騒がせしました。
でもボクはそういう都市伝説ものに見事に騙される事に快感を覚えていたりします。
見事に作られた話でもいいし
馬鹿馬鹿しい話でもいいし
人はみんな誰かに騙されたいと思って日々生きているのだと思います。
あ、これ名言ですね。
オレオレ詐欺を肯定するわけではありませんが
どこかで誰かに騙されたいと思っている人間の本能を刺激されてるわけですから
どうしようもない気がします。
何はともあれ
最近聞いた都市伝説でセンスあるなって思った話は
『假屋崎省吾は某国のスパイで、お花を愛するフリして花粉をばらまき、日本で花粉症患者を増やす仕事をしている』
これなら騙されてもいいなって思いました。
騙す方にセンスあるなら
騙される方は気持ちよくなれる。
心理学の面から言うと宗教にはまる主婦って言うのは本能だから仕方ないらしいんですが
同時に夫にきちんと愛されていたり誰かと不倫していたら
宗教にははまらないらしいですね。
恋愛をしている人は宗教にはまらない。
恋愛もある種の「騙されている心理状態」だからなのかも知れないですね。
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フェリアドサンダル
裏設定
世界は知らなくていい事から
上手く隠されていて知られていない事実までいっぱいある
都市伝説だったり
マユツバものだったりすることもあるけれど
火のないところに煙は立たぬ
どこかしら根拠があったりするわけで
「こころ」や「坊ちゃん」などなど昔の文学小説には裏読みすると
全く別のストーリーになったりするものが多い。
実は主人公が同性愛者であったりとか、
この２人はゲイカップだったりとか
「長芋が食べたい」
なんて主人公が言うシーンがあって
長芋は隠語で男根と言う意味。
「男を抱きたい」と読んで取れたりする。
そうするとそれまでのストーリーがガラッと変わって読めてしまってドキドキする。
高校時代、まともな勉強をせずに友達とそんな卑猥な想像ばっかりしていた国語の時間。
裏設定、裏話、裏家業、裏筋、
何でも裏は面白い。
最近、流行りの裏話を聞く。
『さつきとメイは死んでいた』
映画「となりのトトロ」でそんな裏設定があると聞いた。
さつきとメイはラスト何分かはすでに死んでいたという話。
トトロ自体はもともと死神。
その死神に出会ったメイは実際に池に落ちて死んでしまう。
サンダルは実際にメイのもの。
さつきはメイが死んでしまったことを知り
後を追うようにトトロと出会い死んでしまう。
２人の影が後半極端に薄くなっていることや
猫バスに乗れてしまうことなどが理由なのだけれど
映画の中に一瞬だけ映る「さつきとメイの墓」がその都市伝説みたいな話の根拠となっている。
宮崎監督にそのお墓の事を聞くと
「よく気付いたね」
そう答えた。
世の中には気付けない裏設定はいっぱいある。
そういう世界は目に映る世界よりも数倍面白いし、同時におぞましい。
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フェリアドサンダル
ストレスの対価
年収１０００万で総合職採用の丸の内レディーな女友達。
東京のОＬ、つまりはＴОＬ。
でもオフィスにあんまりいなくていつも営業で出払ってるから
東京出払ってるレディー、つまりはＴＤＬ。
そんなエレキトリカルパレードな女友達は常にストレスを溜めている。
ノルマの数字をみるのが辛くて月末は本当に死にそうになっている。
そんな彼女のストレスの解消の仕方は
リッツカールトンの最上階を借りて
シャンパンとストロベリーを片手に一人でDVDを見ることらしい。
「男呼ばないの？」って聞いたら
「逆にストレスが溜まるからいらない」らしい
完全な空間で完全なサービスを味わっていると
自分も完全な人間になってる気がしてくるんだと。
一泊１０万くらいするホテルで観るDVD。
「DVDならマンガ喫茶のナイトパック１２００円で３本観れるよ」って言ったら
予想通り鼻で笑われた。
エステに行って、海外に行って、化粧品を買って
お金があるようでない彼女。
ストレスにお金を払う事で高収入を得る仕事を何とか続けられている。
現代人はストレスを抱えながら生きている。
現代の人間がお金を払っているものの８割は
ストレスを解消するためだけに購入しているものらしい。
逆に言えばストレスを感じない生活をすれば今の５分の１の財政で生活ができる。
確かにＴＤＬな彼女の５分の１くらいの収入しかないボクは生活が出来ている。
ん、でも待て待て。
ボクもストレスを感じないわけではないので
同じく８割くらいはストレス解消のために購入しているものでしかない。
だったらストレスがなくなったとしたら
今の５分の１で生活出来るということになる。
なるほど。なるほどなるほど。
それは無理。
ストレスあっていいから今の収入でいいです。
５分の１だと生活できない気がする。
そう考えてしまう時点で現代に毒されてるんだろうか。
でも海と山が産廃で毒されている都会では取ったどー生活は無理なわけだし。
ストレスと収入のバランス。
それなりにそれが保ててたらそれでいい。
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フェリアドサンダル
リースな世の中
リース。リース。レンタル。リース。
今や大きなものは買う時代ではなくて借りる時代らしい。
自分で所有せずに
いつでも返せる状態としておく。
コピー機、オフィス事務用品、アミューズメントなものから、掃除用具に至るまで
リースやレンタルで借りれるものは多岐にわたる。
マンガ喫茶が田舎で流行らないのは
自分の本棚を置くスペースが田舎にはあるから。
部屋が狭くて家具をあまり置けない都会では
マンガ喫茶は自分の本棚として存在したりする。
言い換えるならば本棚をレンタルしてくれているとも言える。
ツタヤは自分の部屋に置くスペースがないCDとビデオラックをリースしてくれるとも言えるし
コンビニは大きな冷蔵庫を家に置けない人へ冷蔵庫のリースともいえる。
借りるということは身軽な状態を保つということ。
借りるということはつまりマッサラな状態に等しいのだと
今、ボクの目の前で友人が熱弁している。
そんな彼はアコムに８０万ほど借金がある。
月々の利息だけで２万近く持って行かれている。
ボクにはとても身軽とは思えないし、
少なくとも世の中ではそれをマッサラな状態とは呼ばない。
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