わたくしは滅多にスタイナーを作りません
今年は久々に ドイツ のワンク社のFB16のスタイナーヘッドを作ってみようかと思いました
2000年工房を立ち上げた年に2体ほど作って以来ずっと作らないままでした
上の記事のスタイナー(ヘッド制作 2014年)以来です
なので3体ほどしか作っていなかったことになりますね
ところがモールド庫の棚を何日もかけて探すのに
どうしても見つからないのです
繰り返し探すうちにピンときました
なるほど
熊本地震でいくつものモールドが割れ廃棄しましたので
スタイナーもそのうちの一つだったのでしょう
お嫁入の様子は下記の動画でご覧になれます
今回のこのヘッドは
私淑しております ちむりんさま からいただいたソフトウェアを用いて作りました
ヘッドのリムのぐるりに☆星が並んでいるのはバイロン社のマークです
2016年に完成させたヘッドですね
S TE A・4 の刻印があります
ボディーにつなぐための金具やバネなど見繕って
いろんな道具を駆使してつないでみたところ
首がぐらぐらして安定しません
大腿骨にたとえて言うなら
骨頭がヘッドの首の付け根
臼蓋が受け皿となるのですが
その臼蓋が平坦な金具がついているだけなので
数枚の皮を当てたところで安定しません
固定をカットし一から作り直すことになりました
臼蓋(ネックホール)を形成するために
粘土を買いに走ることとなりました
木粉粘土を選んでみました
乾燥に時間がかかるので今日中に作らなければなりません
やれやれ
こうしてまた1日置かなければなりません
本日もお越しくださり、誠にありがとうございました
べべタビト