さらに自店の場合は競合店が2年間で二倍に増え、
地域開拓の遅れで大手企業の撤退もあり
市場は厳しさを増している現状。
そんな中でも、何とかお客様に来て頂いてこそ、
今も尚営業が出来ている。
本当に有り難いことだと思う。
そして、先月亡くなった社員のこと、
それぞれがそれぞれに受け止められはじめ、
前に進もう、あの人がいつも言ってたように楽しくやろう、
と皆で一体となり奮起でき始めていた。
つい先日、私が所属する遅番帯が3人ほど、適正人数が欠けていた。
協力しあった結果埋められなかったのだから、仕方がない。
その日は競合店が話題の新台を先陣切って入れているにもかかわらず
稼動はどんどん伸びた。嬉しかった。
とはいえPで60%台キープ程度だが、
ここ最近の状況では良い方だ。
みんなで協力してホールを回した。
大変だったといえばそうだが、とても清々しかった。
やはり忙しい方が、ずっと楽しいと思う。
その日の終礼。
とある社員が、皆の前でこう言った。
「今日は人数少なかったですが、
いつもより楽しくホールを回れたと思います。
もう、人数少ない方がいいんじゃない?って思います」
あまりにショックな一言だった。
その社員は、前述の亡くなった社員の生前の意志を強く想い、
楽しくやっていきたい!
楽しくやるためには稼動を伸ばしたい!
と話してくれた人だった。
確かに人数が少ない方が、
キビキビとした動きが出来たり、
連携意識も高まることから
楽しく働くことは出来る。
だが、大切なのは従業員を減らすことではないはずだ。
本当に目指さなければならないものとは一体何なのか。
本当の楽しさとは一体何なのか。
お客様が求めているものは何なのか。
楽しくやろう!楽しもう!
とても大切なこと。
だが、それに惑わされてはいけないと思う。
彼女の強い思いを聞いていただけに
この言葉を聞いてしばらく、がっかりしてしまった。
考える方向を見失うな。
本当の楽しさを、皆で創っていくために。
