太陽がキラキラ輝いて、神社の大木の葉がキラキラと光っている。
私はそれを見上げて『気持ちがいい』と笑顔になってはやる気持ちで鳥居をくぐった。
手水社は横に長くて、凛とした雰囲気がとってもある。
竹の柄杓が並んでいて、まずお清めをする。
すると手水社の端に黒いカラスが羽をたたんで、まるでフクロウみたいな感じで止まっている。
私の気配には気づいているみたいだが、背中を向けて様子を伺っている。
手を拭こうとポケットからピンク色のミニタオルを出した、手をふきふきしているとカラスがチラリと目だけこちらに向けた。
その時ふと《 そういえば、カラスにピンクを見せると興奮するって言ってたような…》と頭によぎったが、それと同時に《ガァーガァー、グゥーグゥー》と低い威嚇するかの様な声を発しながらカラスがピョンピョンと私に寄ってくる。
これはヤバい…と思いそのタオルを投げ出そうとしても皮膚にくっついたみたいに離れなくて、手をばたつかせても取れない。
私の足元までやってきたカラスは相変わらず《ガァーガァー、グゥーグゥー》と威嚇声を出しながらピョンピョンとその手を見据えて離れない。
なんでこんな事しちゃったんだろう…。
余計な事しちゃったな…。
と思った。