なかなか気温は下がってくれないけれど、風が爽やかな分だけ体感的には涼しくなって来ているよ・・・。

 

あんなに賑やかだった蝉たちの声も絶えて、今ではチロチロ♬コロコロ♪リーンリン♫と、秋の虫たちのセレナーデが草むらから滲み出して来る。

今年の夏の猛暑には閉口していたらしく、木々草々も長月に入ってからは、やっと微笑みが戻って来た様子だ。

 

月影って=月あかり、月の姿ってことだよ。

月の影法師、裏側ってことなんかじゃねえよっ!!

 

この友情の小径の丘の上にある樗牛瞑想の松から眺める月も、そろそろ冴え渡る秋のものになるんだろうね・・・。

 

我らがヒーロー・・・鉄腕アトム!!

でも、作者の手塚治虫先生は知っていたんだね・・。

ヒーローの最後を・・。

便利で無限大の夢のエネルギーだって誰もが信じていたかも知れないけれど、そのエネルギーが『万能』では無いことを・・・。

だから、アトムは哀しい最期を迎えたんだよね・・・。

 

息子たちの部屋にあった、この時計が写っていた写真を見て、ふとそんなことを思った75歳の秋。

 

今、県内の女川原発が再稼働に向けて現実は動き出している・・・。

どうして原発が「有事」の際に避難するルートなんか考えなければいけないんだ・・・!?

原発が安全だというのなら、『有事の際にも逃げる必要』などないんじゃないのか・・・??

大体に於いて「有事」ってどんな状況なんだ・・???

えっ!?即答して欲しいな宮城県知事さんよっ!!

「宿泊税」とか「病院の移転統合」なんて考えている暇が有ったら、この『原発』の方が先じゃねえのかい・・???

 

 

まだ本格的な涼しさには程遠いけれど、先般の台風10号が消滅した後は、ほんの少し涼しく感じられるようになった当地だよ・・。

猛暑の折や熱帯夜が続いた折には、蚊もげんなりしていたのか・・?・・あまり活発には活動しなかった様子だが、外仕事の折などに衣服や身体にさり気なく取り付いて、エアコンが効いた快適な室内への侵入を図って、プスリ!とストローを突き立てる奴がいた・・。

 

蚊取りの方法や薬品等は進化して色々あるけれど、わが家では伝統的な渦巻タイプの蚊取り線香を使うのが主流となっている。

小さなボトルに入った薬品を電気で加熱して蒸発させて蚊を撃退するものや、スプレー式のものなども用意してあるけれど、昔ながらの渦巻タイプの蚊取り線香が一番効果を期待できるような気がしている。

そして煙の香が、昔ながらの夏の日を思い出させてくれる。

 

短いサイクルで世代交代を繰り返す蚊たちだけれど、冬も比較的暖かい床下や天井裏などで、冬眠状態で越冬するとのことだ。

寒さが来ると雄は、ほとんど死に絶えるけれど、雌たちは上記のように生き残りをかける。

しかも冬眠していた雌は、春温かくなって来ると交尾なしで単独で産卵する機能を有しているというから・・蚊は素晴らしく大胆な進化を遂げている生物なのかもしれないね・・。

 

 

 

 

迷走していた台風10号が、当地まで届かないうちに熱帯低気圧になり、消滅してしまった。

そんな9月2日のこと。

県内でも局地的に土砂降りの雨になった所もあったようだ。

高い湿度で、予想最高気温は35℃となっていたけれど、私が住んでいる地域はそこまでは暑くならなかった。

七北田ダム下流域では、深い谷底から橋に向かって秋の沢音が昇って来ていた。

今までの暑さも、これで少しは治まるのだろうか・・??

暑い夏が大好きな私としては、何かやり残したことがあるような、何か忘れ物をしたような・・そんな少し寂しい気もするけれど、季節が当たり前に巡ってくれた方が四季ある国の豊かさなのだと思い直す。

 

また季節の扉が一枚開いたよ・・・。

 

 

 

 

 

こりゃ まずいよ~っ!!

わが家のキウイフルーツが、越境して道路にまではみ出してるよ~っ!!

いくら私道だって言ったって、車も通行するし人も行き来する道路だからね・・・。

何とかしなければ・・・と、思ってはいるけれど・・・。

まだ9月になったばかりだもの、キウイフルーツの収穫までには2か月余あるってことだよね・・。

皆さん、御免なさ~~~い!!

いつもより少しだけ早めに収穫して、はみ出している枝を切るようにしますから・・・。

今季だけ、何とかご容赦を・・・!!

 

いやはや・・・参ったねぇ、こりゃ・・・。

暑さが好きなキウイちゃん・・・元気印になっちゃった。