今週の水曜日、ルームトゥリードの設立者で最高責任者のジョンウッドが来日します。

ルームトゥリード(http://www.roomtoread.org/involvement/chapters/japan/index.html)は元マイクロソフト幹部であったジョンウッドが2000年に設立したNPO団体です。

彼がまだマイクロソフトに勤めているとき、バケーションでネパールに行ったときのこと。たまたま訪れた現地の学校に本がなく、観光者の置いていった小説などが金庫に鍵がかけられて保管されていたことに衝撃を受けます。それを受けてジョンはこの学校に本を持って帰ってくる約束をします。

美人への道<NYで学んだ美しさの秘訣>

※これは10年前実際にジョンがネパールの学校に本を届けた時の写真

最初はたった一人でネパールの小学校に本を送ることからスタートしたのですが、数年のうちに途上国に教育を提供する一大プロジェクトに成長しました。

ルームトゥリードはこれまでに763校の学校、7,022棟の図書館を開設するなど、300万人の子供たちに教育の場を提供しています。

サンフランシスコに本部があり、今では世界33カ国にチャプターが設置されています。一昨年、東京チャプターが発足し、私はNYの友人(コモンるみさん)の紹介でルームトゥリードに加わりました。去年はエストネーションのイベントの幹事を担当し、今では幹部の一員として活動しています。

ルームトゥリードは2020年までに1000万人の子供たちに教育を届けることを目標としています。

『子供の教育より先にワクチンや水など、もっと今必要なもの提供してあげるべきではないですか?』というご意見もいただきます。
ワクチンや食料などはもちろん大事です。
ですが、私はそれと同時に開発途上国の子供たち(現在教育の受けられない子供たちは世界に1億人、読み書きのできない子供たちは8億人もいます)に教育をしていかないと世界は変わらないと思っています。ワクチンで目先の命は救えるかも知れません、でも子供たちを教育していかなければワクチンの必要な病気は更に広がり、貧困の連鎖は続き、状況が改善していかないと思うのです。

ジョンの著書(←クリック)を読んで、お金を寄付するだけでなく、自分で出来ることから何かを始めればいいんだということに気付かされました。

ルーム・トゥ・リードの活動は在日外国人を含め100人以上のボランティアで支えられています。ルーム・トゥ・リードでは活動をより多くの人に知ってもらい資金を集めるために、意欲的な人を常時募集しています。詳しくはこちらのサイトhttp://www.roomtoread.org/involvement/chapters/japan/index.html)をご参照ください。

先日の記事にも書きましたが、来る5月14日にジョンウッドを招いて銀座GENIUSでイベントが行われます。その名も『BEERS FOR BOOKS』

美人への道<NYで学んだ美しさの秘訣>

こちらのイベントにご参加頂き、飲み物を一杯購入するたびに100円がルームトゥリードに寄付されます。
この100円がネパール、ラオス、ベトナムの子供たちの本へ生まれ変わります。

尚、当日はスペースの関係で300名までの受付で閉め切らせて頂きます。受付はこちらまで↓

roomtoread_tokyo@yahoo.com

是非、ご参加ください!!

美人への道<NYで学んだ美しさの秘訣>

※去年の来日の際に撮った大切な一枚です。