美容室専門税理士の中嶋です。
ハワイ視察ツアーの目的に1つに、ハワイの美容室の価格比較があります。
ただ、ホノルルは観光地ということもあり、現地の方が通うような中堅サロンではなく、
視察先は、スーパーの中やスーパーに隣接した店舗、商業施設の中の美容院、バーバーを見てきました。
まずはウォルマートの中にあるサロン。
ウォルマートは比較的所得層が低めなスーパーマーケット。その中のサロンですので、低単価サロンに分類されます。
カット30ドル セットまで付けると35ドル
低単価サロンですが、予約制になっていました。
興味深いのは、店販商品が全く置いていません。
カットだけのお店ではなく、化粧まで提供しているお店の様です。
店舗前にスタッフ募集の看板はありません。
シェアサロンで場所貸しの様な形態かと推測します。
次は、ウォルマートを出てすぐにあるスーパーカット。
こちらも同じく低単価サロン。
全米にある大チェーンですね。
カットで30ドル。
2022年に来た時には28ドルでしたので、この2年で2ドル値上がりしています。
ちなみに、20年前にラスベガスで見た時は10ドルでした。
10ドルならカットだけの低単価サロンとしては納得感はありますが、それが今は30ドル。
次はアラモアナショッピングセンターの中にある美容室を探して来ました。
カットの価格までは分かりませんでしたが、店舗前の看板に、新人スタイリストで45ドルとありました。
アラモアナショッピングモールという場所を考えると、中単価のサロンかと思います。
続いて、理容室。バーバーがありました。
カットで55ドル。
メニューの一番上にあるプレミアムカット&シェービングで95ドル。
入ろうと思いましたが、腕っぷしの強そうなスタイリストさんが何人もこちらを見ていたので止めておきました。
アメリカのバーバースタイリスト感が全開でした。
最後は、ホノルルのドライバー。
こちらはカットはなく、シャンプー&ブロー専門店です。
シャンプー&ブローで49ドルから、でした。
2022年の価格からはそれほど変わっていないように感じましたが、49ドルから、という点で正確な比較ではありません。
写真にはありませんが、今回、現地の日本人女性の方に美容室で使うお金について聞いてみると、300ドルから500ドルは支払っていると仰っていました。
低単価サロンの価格を見ても、ホノルルでの生活の大変さが伝わってきます。
印象的だったのは、
日本人美容師さんがハワイでシェアサロンで働く人が少なくないことと、
もっとたくさんいてほしい、という需要が多いということ。
この話は数人の現地日本人の方から聞きました。
ホノルルはコロナ以降、日本人は半分程度戻ってきているようです。
円安が進んでいますので、今後、日本人がどれだけ戻るか分かりませんが、
高い技術をもった日本人美容師さんの需要は高いようです。
ハワイで美容師として活躍するのも1つの選択肢かもですね。
ではまた。