愛知県 美容室の開業から成功まで導く税理士 中嶋政雄 社労 中嶋有美

愛知県 美容室の開業から成功まで導く税理士 中嶋政雄 社労 中嶋有美

美容室の開業を目指すオーナーを応援するの税理士の中嶋政雄です。
☆美容室の開業前に準備すべきこと☆日本政策金融公庫への紹介状☆売上を上げる☆告知の仕方☆経費削減提案☆助成金提案、などコンサルティングを行っている『なかしま税務労務事務所』です。

サロン開業前のご相談は初回無料です

 毎週月曜の午前中 開業相談会開催中




毎週1名様まで 事前予約が必要


開業を考えている方、すでにオープンして税理士さんが関与している方まで、

どなたでもご利用頂けます。




⇒ 『お問合せ』から、開業相談希望とご記入下さい。









認定支援機関だから出来る!

美容室専門の税理士・社労士だから出来る!

『美容室の開業サポート』







美容室専門の税理士・社会保険労務士

『美容室の節税と助成金提案が得意です』

当事務所は、「美容室専門」の税務労務事務所として、美容室オーナー様の経理代行、確定申告、労務手続きに加えて、美容室の経営に役立つサービスをご提供させて頂いております。

⇒ 美容室オーナー様へ 3つの問題解決はコチラ








 ■ご連絡先

-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/

    『 な か し ま 税 務 労 務 事 務 所 』

       税理士 中嶋政雄 社労士 中嶋有美 

-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/



〒456-0031名古屋市熱田区神宮4丁目6番25号ナガツビル3A

Email: nakashima-masao@nakashima-kaikei.com

電話:052-683-6613 FAX:052-308-1514

電話受付時間:平日 9時から18時まで

FAX受付時間:24時間対応


美容室専門税理士の中嶋です。

 

日本政策金融公庫のコロナ融資の延長が決定しました。

 

image

 

当初は令和5年3月末で終了予定でしたが、令和5年9月末まで延長されました。

 

コロナ融資の特徴でもある、実質無利子の制度は既に終了しておりますが、

もう1つのメリットである、当初3年間の金利が低くなる、という点は残っています。

 

「コロナ融資は得するから使った方がいいのか?」

 

とお問い合わせを頂くことが増えてきました。

 

メリット、デメリットがありますので、延長されたからといって、みんながやった方がいい!という訳ではありません。

 

メリットは、コロナ融資を初めて使う方にとっては、当初3年間の金利が低くなるという点で、要件に該当すれば活用した方が良いです。

 

当初3年間は、3年経過後の金利(基準金利といいます)よりも、0.9%マイナスされます。

 

今は民間銀行でお金を借りようとすると、はっきり言って相当審査が厳しい状況です。

利益が出ているところはお金借りませんか?と銀行から言われたりしますが、

こちらからお金を貸してください、という場合は審査が厳しくなっているのが現状です。

 

そういった意味で、当初3年間が低金利であることと、コロナ融資の要件である売上減少の要件を満たしている場合には融資を受けやすいというのがメリットと言えます。

 

初めて借りる方ではなく、既にコロナ融資を借りたことがある、もしくは公庫から事業資金を借りている方は、

今ある借入金を一度返済し、新たな借入をする「借換」をする場合にコロナ融資の延長は大きな意味があります。

 

「借換」をする場合のメリットは、

 

例えば令和2年3月に初めてコロナ融資を1000万円借りた場合は、低金利の3年間が経過しますので、当初の約束通りとは言え、0.9%高くなることになります。

 

もし、ここで再びコロナ融資の借換をすることで、次の3年間も低金利で融資を受けることが出来ます。

 

また、コロナ融資の特徴である「据置期間最大5年」を活用することもできます。

 

借換をする際に「据置期間」を1年取ることで、低い金利設定と、1年間は毎月利息だけの支払いとなります。

元本返済が無くなることで、実質的にお金を借りていることと同じ効果があります。

 

据置期間はサロンの場合は1年から長くて2年程度と考えておくと良いです。

 

3年前に1000万円借りて、700万円程度まで元本が減り、コロナ融資1000万円の借換、1年間据え置きとすると、

300万円の追加資金と、元本返済が止まるため、向こう1年間100万円程度の資金が使えることになります。

 

デメリットは、当初のコロナ融資を借りた時から3年間経過していない場合は、未経過部分の利息相当額を返還しなければならなくなります。

 

実質無利子相当額として、コロナ融資を借りた後に「利子補給金」としてお金を受け取っています。

この受け取ったお金の一部の返還が必要になります。

 

ただ、当初3年間の金利は相当低い設定ですから、金額としては大したことはありませんが、返還しなければならないということは知っておく必要があります。

 

もう1点は、3年前のコロナ融資の時よりも、基準金利が高くなっていることには実は注意が必要です。

 

3年前と今では、金利が相当上がっています。

ざっくりですが、0.5%前後は上がっていると思います。

 

借換をすることで、3年経過後の当初の金利設定を放棄することになり、新たな借入で今の金利が設定されます。

 

当初3年間の金利は低いですが、いつか返済しなければならないお金にかかる金利が上がってしまうことは知っておくべきことです。

 

「今、お店の資金繰りが厳しく、運転資金を少しだけ借りたい」

 

という方には、コロナ融資の新規借り入れ、借換をすることをお勧めします。

 

コロナ融資が使えるかどうかは、

 

最近1か月の売上が、過去5年の同月と比較して5%以上減少しているかどうか、をまず確認してください。

9月まで延長されたことで、1月、2月は対象でなかった方でも、3月以降で対象となる月が出れば、適用が可能です。

 

その他の要件としては、最近1か月を含む直近6か月の平均売上と、過去5年の同じ期間の平均売上を比較して5%以上減少していると対象となります。

 

これ以外にも債務負担が重くなっている方、とありますが、ある計算方法で算定しますが個人事業の方はまず使えない要件ですので、売上が5%減少しているかどうかで判断をすると良いです。

 

コロナ融資の要件はこちらでご確認ください。

 

 
コロナ融資が延長されたことで、少しだけほっとしておりますが、まだ先だからと考えていたり、先々月は過去と比較して5%を下回ったけど、先月は売上が上がっていたら使えません。
直近1か月が過去の同月と比較して売上が落ちた方は、その段階でコロナ融資の検討をされてください。
 
ではまた。
 
サロン開業相談室【美容室の開業相談はこちらのサイトから】

▼美容室開業相談アプリ【アプリで開業相談、オンライン面談予約も可能】
 https://salon-kaigyo.pro/qr/app_redirect2.html 

▼書籍▼ 
『独立を考えた美容師が最初に読む本 勝負は開業前から決まっている』 https://www.amazon.co.jp/dp/B09V885BJM 
『美容室開業の教科書: 開業とお金の不安がなくなる 』 https://www.amazon.co.jp/dp/4496053004