心の◯対◯則 11 | ぐうたらエステティシャンのタブーなこととか

心の病にしろ、肉体的な病にしろ、治らないということは「治したくない人」と「治りたくない人」の共同作業なのである。

「治りたい」と言葉に出す人たちがいかに治すための行動をとらないかは、医師の仕事を繰り返してきた私は骨身にしみるほど知っている。


不穏になった家族関係を修正しないままでいる

勤め先での行き詰まった人間関係を放置し続ける

食べ物の問題に目をつぶる

やるといいながら自分でやるのではなく他人に頼る

自分でやるのではなく質問をし続ける

政府が助けてくれると勘違いしている

クスリや医療の裏側を調べない


がんなどの病気も同じである。

私のような仕事をしていると亡くなる方を大勢見る。精神薬漬けになり病院で息を引き取る人も多いが、やはり一番多いのはがんであろう。

あなたの周り、あなたの家族、友人、患者たち、日本人、彼らが治っているのかどうか、どれくらい苦しんでいるか、医療費は減っているか、末期がんから生還できたかどうか、抗がん剤を投与してどうなったかをまずは客観的に観察してみたことがあるだろうか。

「現実」を見よ。「みんながやってるから」というのは現実を直視していることにならない。


医学否定や様々な業界の否定をしていると「客を誘導したいだけなのだろう」と思われがちだ。

だが私のところは自由診療だからそれほど多くの患者がくるわけではない。むしろ講演や懇親会の参加者から治ったという報告をもらうことが多い。


私の医学否定はがんに関して述べるなら、私の治療が素晴らしいのではなく、抗がん剤など投与したほうがよほど死にやすいといっているにすぎない。

抗がん剤や放射線治療が効かないどころかリバウンドすること、論文が嘘だらけだということ、毒ガス兵器と同じレベルであることを科学的に紹介しているだけである。


もちろん代替療法でも末期がんの人は亡くなるときは亡くなる。

しかし、代替療法で末期がんが治った方は見かけるが、抗がん剤や放射線治療で末期がんが治った方は見かけない。

私も昔は勤務医だったが、やはりそんな人はいなかった。

だからやっているだけだ。

それが「事実」であり「現実」である。


皆さんが信じている医学や心理学は、根本原因を解決するのではなく、その状況を受け入れようという考え方が基本なのである。

人生を次に進めるための技術や思考法はそこにはない。